カテゴリ:古流ほか合気道など
先月入門したのは柳生新陰流とその他、槍も含めた現存するすべての武具を稽古している道場で、過去に見学した柳生宗家がいらっしゃる道場ではない。
木刀や袋竹刀、居合刀、槍を使って主に稽古している。 一回三時間の稽古に9回参加して云えることは、11年の合気道経験がほとんど役に立たないということだ。(しいて言うなら身体の中心軸が整っていることと、呼吸が簡単には乱れないということくらいか) 合気道で稽古してきた木刀による組立ちは、そこそこ本物に近いのではないかと思っていたのが恥ずかしい。 手の内も全く異なる。 刀の捌きが瞬時で微細。 道場には現代の武者ともいえる方々が何人もいらっしゃる。 怖くて厳しい。 怖くて厳しいが、その奥に優しさがある。 正直言って、まだ稽古に行くとき勇気がいる。怖いのだ。 でも、その世界を知ってしまったら、行かずにはおれない。 求めていたものが近くに存在していたのだから。 遠くは、東京、長野、広島、鹿児島などから稽古にいらっしゃる方々がいる。 みな本物に魅せられてここ名古屋まで通って来られるのだ。 当然、段や級があるわけではない。 ただ真実に近づくだけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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