『グリーンブック』
少しおかしく、じんわり暖かい。黒人差別が残っていた時代に旅する二人が繰り広げる友情の物語。『グリーンブック』観終わったとき、とても良い余韻の残る映画だった。人生いろいろあるけれど悪くはない、と思える。 ◇ ◇この歳で親が亡くなると、自分自身の人生の終わりをグッと身近に感じるようになる。そして人生を傍観するようなフィルターがかった気持ちになってしまう。それでもすべきことはせねばならない。相続のことで、人生で初めて税理士を依頼。なにかと手続きが煩雑で、はやくも嫌気がさしているが前に進むしかない。自分の相続は、将来、息子と娘にも関わってくること。そして相続税を払わねばならない程の遺産を残してくれた亡き母に感謝したい。こんなことならもっと贅沢をさせてやればよかったと実は後悔したのだが。