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カテゴリ:沖縄
「ロハス」という言葉をいち早く日本にひろめた、
ソトコトの副編集長だった遠藤昇さんが、 ボクネンさんについて語ってくれました~。 今回は新たに「リアルライフ」というキーワードも 飛び出しています♪ このトークセッションは、好評開催中の 【名嘉睦稔EarthArt展 ~大いなる自然を彫り、奏で、生きる~】 の中のスペシャル企画。 今回の展覧会は、ボクネンさんの作品の「絵」や「芸術」としての 側面だけでなく、「生き方」や「哲学」的な側面を皆さんに見てほし いな~という思いがつまっています。 例えば作品によく描かれる「福木」。この木は、昔から家の周りに 沢山植えられてきたのですが、とっても賢いヤツなんです。 幹の下のほうまでびっしりとついている肉厚の葉っぱが、強風を そよそよとした風に変え、砂や虫を防ぐし、家の中が外から見え にくくなるので、家の窓や戸は全開にしてもへっちゃら。 福木並木の日陰は涼しく、そこを通る風も冷やされるし、見た目 にも涼しく気持ち良い。 お陰でクーラーも必要としなかったし、そのため電力消費量も抑 えらるというよい循環にあったんですね。 しかも木の皮からは染料がとれるし、灰は陶芸のアクに使われる という、生活に密着した木なのです。 これらを知るだけでも、今叫ばれる「持続可能な社会」へのヒントが 詰まっているのだけど、 うちなんちゅ~のこの木との暮らし方から より深く学べることがあります。 それは木の皮の「いただき」方。 まずは福木の前で手を合わせ、木の神様に挨拶と感謝を述べる。 そうして自分たちがその時必要な分だけわけていただく。 人間はそうして素敵な着物が手に入るし、福木は福木でその傷を きっかけとして自然治癒力を高めることになり、まさにお互いを 生かしあっているというわけ。 素敵でしょ~(*^^*) ボクネンさんの絵は、そういう知識にも満ちているし、何より 見る者を、大いなる自然(見える自然と、その向こうにある宇宙) へとあっという間に誘ってくれる、そんなエネルギー体ともいえます。 日ごろのチマチマした思考回路をぶっ飛ばして、 風景と自分だけがそこにいる「間」となる。 そこから尽きぬエネルギーが湧き続けているようです。 そんなボクネンさんの側面を浮き彫りにしてくれている このトークは聞く価値ありですよ! ナマはもう終わっちゃったけど、siteTINGARAから、 ポッドキャストで配信されていて自宅から聞くことができるのだ! (なんて便利な世の中!) EarthArt展は明日まで!お見逃しなく~~~(>▽<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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