|
テーマ:生き方上手(688)
カテゴリ:大好きな人
その日は本当に綺麗な日でした。
晴れ渡る秋空をたたえた朝。 木々がキラキラとまぶしかった昼。 雲間から射す光に神様を見た夕方。 それは、あなたが天国へと渡っていく道を 照らしてくれた神様の光だったのでしょうか。 それとも、悲しみにくれる私達の、 頬に伝う涙をそっとぬぐってくれる あなたの優しい光の手だったのでしょうか。 会うたびに軽やかに、純粋に、 どうしてそんなに美しいのかと 聞きたくなるほど、 本当に綺麗な顔を見せてくれたあなたが、 今、更に安らぎを湛えた笑顔の中にいることを 私は、なんの迷いもなく信じることができます。 あなたの 強くて 不器用なほど優しくて クールでありながら 実は熱くて あんなにも賢いのに それはもうお茶目で 母のように人を愛し、 父のように厳しくも叱り、 人を信じて生き続けた その姿を 私は一生忘れません。 あなたのことを、 どれだけ好きだったか認めることは 同時にどれだけ悲しいかを知ることだから 少し、怖いのだけど 心の中で「大好き」を伝えるね。 そうして、あとは、 いっぱいいっぱい泣くしかないね。 どうか、悲しみの中にある人たちのうえに 平安が訪れますように。 祈りながら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大好きな人] カテゴリの最新記事
|