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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2019.09.04
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​​​​​​​ ​​信州 小布施 岩松院(がんしょういん)
 徘徊日記2019年 信州・小布施あたり その5
 ​岩松院​
というお寺に​北斎の天井絵​を見にやって来ました
​​須坂​​​​​​​​から30分もかかりません。隣村っていう感じで、沿道は​リンゴ畑​、時々、​葡萄畑​という風景でした。
​​「ほら、リンゴやで。リンゴが赤くなり始めてるやん。」​​
​​​​​「ええなあ、リンゴやもんな。但馬でもやったらなってるけどなあ。なんかなんぼなっとっても、カンドーがないからなあ。リンゴやもんなあ。」​​​​

(沿道のリンゴ園。いま、ちょうど、こんな感じ。写真を撮り忘れたので、中野の「高橋農園」さんの写真を、無断ですが、お借りしました)

​​「何言うてんねん、奈良の宝やぞ。」​​
​「ほんなら、柿の歌うたってみいや。」​
「うーん???」
​「リンゴの歌やった、すぐ歌えるやろ。」​
「そうや、なあ、このあたりなあ柵も何にもしてないんやから、一つくらい貰ってもええんちゃう。ちょっと車降りて行ってこいや。おまえ、一番若いねんから。」
「ワイがとりに行って、捕まったら自分らどうするんや。」
「この先で待ってる。」
​​​「そやから、捕まったらどうすんねんっていうてんねん。信州くんだりまで来て、道端のリンゴ泥棒して懲戒免職け?」​​​
「走って逃げんねん。捕まっても、お前の職場には黙っといたるから。これだけあんねんから、こらえてもらえるって。」
 「そうや、どうせ、老後採用やろ。退職金はもうもろてんねんから大丈夫や。こわいもんナシやで!」
「何が、大丈夫やねん、さかのぼって退職金取り上げられたらどうすんねん。」
​​
​​​「もう、ソロソロ着くよ。それからね、リンゴで盛り上がってるけど、小布施の名物は、だからね。」​​​

​​​​ 「たわけ旅」​(のちに「極楽とんぼ旅」と正式に呼ぶようになりました)​の車中はこんな感じです。いい年をしながら、ホントに全員還暦を過ぎているんですよね。​
 ​相変わらずというか、ガキのままの「たわけ」会話がはずんでいます。​​
「レンタ・アルファード号」をおりると石碑がありました。一つだけじゃなくて、三つ四つ、あったんですが、字が読めたのがこれ一つ。
​​​

​​ 栗拾い ねんねんころり 云ひながら​​
​ 小林一茶ですね。中々いい句ですね。ところで、彼がこの寺の裏にある池之端で、蛙合戦を見ながら詠んだというのが、あの有名な句だそうです。​   ​
​​やせ蛙 負けるな一茶 これにあり​​
​ ちなみに蛙合戦というのは、雌蛙の争奪戦ですね。
​ ナルホド、山門前のこの、狛犬ならぬ、自然石(?)の蛙をはじめ、やたらカエルが目につく寺でしたが、「やせガエル」の句との縁に気付いたのは帰宅してからというお粗末です。それでも、このカエルといい、山門に遊んでいると思しき仁王さんといい、面白いというか愛嬌のあるお寺でしたね。
 よろこんで本堂に上がって、天井の「八方睨み鳳凰」を拝ませていただいたのですが、ガイドさんの解説付きという「大きなお世話」で、こういうのが苦手なシマクマ君​​​​​​​​​​​​​​​​は、少々へきえき、さっさと逃げ出して、裏庭の池にも、​​福島正則(賤ケ岳七本槍の一人)の墓にも​​気付かなかったのでした。ホント、たわけもんです。

 天井絵は、パンフレットにある、あれですが、神戸に帰ってきて初めてパンフレットを読むという後の祭りの寺でした。
​ ​ちょっとだけ解説すると、小林一茶の有名な、晩年の句。​
​​これがまあ つひの栖(すみか)か 雪五尺​​

​ と詠んだ、信州、柏原(カシワバラ)は、今回訪ねた小布施よりも、もう少し北に見える黒姫山とか妙高山のふもとあたりのようですね。今でも、とても、雪の多い地方らしいですね。一茶の、もともとの故郷で、15歳くらいで江戸に出て、俳諧師になった彼が帰ってきたところのようです。​
 さて次は「北斎館」です。


信州徘徊(その6)​に続きます。

​​​​
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最終更新日  2023.08.18 21:23:17
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