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カテゴリ:映画 イタリアの監督
ジュゼッペ・トルナトーレ「ニュー・シネマ・パラダイス」元町映画館
まず、シネ・リーブルが閉まりました。それから、元町映画館とパルシネマが閉まりました。2020年4月10日ごろだったと思います。ぼくはその日から50日の間、垂水より東には移動しませんでした。マジメな「自粛」生活をしていたとアピールしたいわけではありません。「行くところ」がなくなってしまっただけなのです。考えてみれば、これは結構哀しいことかもしれません。 「こんにちは。久しぶり。今日は、久しぶりに客やで。」 顔見知りの受付嬢、ベンチャラでもうれしい一言。抱きしめたい気分ですが、ビーニールのカーテンが二人の間を遮っておりました。 元町映画館でニューシネマパラダイスしとるやん! ね、何を観ようかを、あれこれ考える必要がなかったんです。見終わってつくづく、映画館の暗闇が好きでよかったと思いました。こんなに気持ちよく泣いたのは久しぶりでした。 ベランダに置かれた鉢植えと海。 ここで、漸く、「ああ、見たことがある」と気付かせてくれた愉快で、でも、ちょっと哀しい カンニング! 初恋。 出発。 そして、何よりも映画に木霊し続ける叫び。 この広場は俺の広場だ! とてもよいもの! を見せていただきました。ここはぼくたちの広場、元町映画館です。ふふふ。 監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ ボタン押してね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.22 10:03:24
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