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カテゴリ:読書案内「近・現代詩歌」
四元康祐「日本語の虜囚」(思潮社)
洗面鏡の前のコギト 四元康祐 現代詩なんて、長いこと読んだことがなかったのですが、だから、四元康祐なんて言う詩人の名前も知りませんでした。知ったのは池澤夏樹「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社)に載せられている2011年11月15日の読書日記「デカメロン、きだみのる、陰部(ほと)の紐」(池澤本P395) によってです。 池澤夏樹はこんなふうに紹介しています。 ×月×日 いかがでしょうか、池澤本に引用されているのは「旅物語 日本語の娘」という詩の一節です。下に詩集の目次を写しました。参考にしていただければと思いますが、後ろの数字は所収ページです。一つ、一つの作品が、結構、長くて読みでがあります。若いのかと思っていたら、ボクが知らなかっただけで詩人は1959年生まれで、まあ、もう、お若いというお歳ではありません。長くミュンヘンに暮らした人のようです。詩は日本語で発表されているらしく、思潮社の現代詩文庫179に「四元康祐詩集」があります。いずれ読むことになりそうです。 目次 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.18 21:28:03
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