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カテゴリ:映画「元町映画館」でお昼寝
小林且弥「水平線」元町映画館 映画を見た帰り道で、やっと気づいたのですが、今日は3月11日でしたね。今日見た映画は小林且也という、多分、若い監督の「水平線」という映画は、意図したわけではありませんが、震災後の福島を舞台にした作品でした。題名を見ながら、
どんな水平線を見せてくれるのかな?何となくですが、そんな期待を持って元町映画館にやって来ました。 福島県のとある港町。 チラシにそうあります。ボクは見る前にチラシとか読みませんから、主人公と、娘が一人という、その家族の事情は知らずに見ていましたが、見ていればわかります。 彼は、きっと、生きていることがつらいのです。 明日、海に撒きに行く骨を砕く井口真吾の後ろ姿には説得力がありました。ピエール瀧という人は、いい役者だなと、素直に思いました。拍手! この後ろ姿に拮抗する内面性が決定的に欠けているのではないでしょうか。 一緒に生きてきたはずの、一人娘の描きかた、演じさせ方もしかりですね。 深さ! まあ、散骨という弔いかたの歴史性や社会性と一般化まではせずとも、福島の海でそれをするということについてどのあたりまでを射程に入れた作品なのか、最初に、監督のことを「若い」といいましたが、老人の目には、そのあたりの 浅さ が気に掛かるのですね。せっかく「水平線」なんていう、時間的にも、空間的にも、遠く、広いイメージの、とてもいい題名なのに、ちょっともったいない気がしました(笑)。期待した水平線のシーンには出逢えなくて、ザンネンでしたよ(笑)。 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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