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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2024.03.19
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​カール・テオドア・ドライヤー「裁判長」元町映画館​
 ​​​​​神戸元町映画館では「カール・テオドア・ドライヤー セレクション 2」という特集番組を、2月のなかばからやっていました。で、もう一つ、「SILENT FILM LIVE(シリーズ22)」という特集を先週からやっていました。で、両方とも今日、3月8日(金)が最終日でした。​​​​​
​​​​​ ボクは、今回のドライヤー特集では、「ミカエル」「吸血鬼」という2本を見ましたが、なんと、せっかくの​ドライヤー特集​をやっているのだからというのでしょうね、サイレント映画をピアノの伴奏で見る「SILENT FILM LIVE(シリーズ22)」の方でも、ドライヤーの最初の作品​「裁判長」​をプログラムするという​​元町映画館鳥飼りょうさんの粋な計らいにのって、サイレントをピアノで見るほうに​​やってきました。​​​​​
 見たのはカール・テオドア・ドライヤー処女作「裁判長」です。1918年の作品で、モノクロサイレント映画でした。
 ドライヤーの作品については、たとえば蓮實重彦なんていうえらい人が
「彼のすべての作品を見ていなければ、映画について語る資格はないと断言したい。」
 とかなんとか、まあ、このチラシでもおっっしゃっていて、ある意味、ウンザリするのですが、そういうもんかとへこたれる気分もあって、別に蓮實教の信者というわけでもないのですが、
​​見なきゃ!​​
​​​​​​​ となっちゃうんですね(笑)。ところが、まあ、カナシイことに、まあ、ほんとにかなしいわけでもありませんが(笑)、蓮實大先生が傑作とおっしゃっている「奇跡」とか、ネット上でも評判の「裁かるるジャンヌ」とかも見るには見たのですが、正直、
​ポカーン・・・​​
​ だったわけで、今回の、この「裁判長」とか、ちょっとドキドキしましたね(笑)。
 ​​​​​で、映画ですが、これが、まあ、面白かったんですね。

 お話の筋は、結構入り組んでいて、ややこしいので省きますが、今回、面白かったのは、主人公の裁判長が町の人々に尊敬され、支持されて、地域の人たちが群衆となってお祝いにやって来るのですが、それが、松明の行進かなんかで、そのシーンを、当の裁判長は祝賀会のパーティが開かれている明るい部屋の窓から見ているのです。
 ​ずぅーッと向うに見える、その松明の火が闇の中を、だんだん町の中心に集まってくるのですが、そこだけ、赤い色が付いていて、白黒の闇の画面に、
​​その赤い色が揺らめく​​
​ のですね、その揺らめきと、裁判長の、実は人々の祝福とは裏腹に職を辞する決心に揺らいでいる心境が重なり合うシーンは、ちょっとドキドキしましたね(笑)。
 多分、初期のモノクロ映画のカラーだと思ったので、映画の後で、ピアニストの鳥飼さんに伺うと
​​「フィルムに色を付けているのでしょうね。後になってつけたのではないですね。」​​
​ ​​​​​​​ナルホド、やっぱり、監督の意図なのですね。いわゆるテクニ・カラーディズニー専売特許にして評判をとったのが1930年代だったと思いますが、1918年のこの映画で、彩色によってのカラーが試されていて、それが、
​​不思議な効果​​
​ を上げていることにおどろきました。​​​​​​​
​​​​​​ この監督は、50年代に撮った「奇跡」も、最後の作品になった、1960年代「ゲアトルーズ」も白黒でしたが、
​​もしも、彼がカラーを自在に操っていたら?
 ​どんな映画を撮ったのかなと思いましたね。​​​​​​
 映画が終わった後のトークの時間に、初めてドライヤーを見たと手を挙げた方がいらっしゃったようですが、ボクのドライヤーとの出合よりは、
​​楽しいドライヤー発見!​​
​ ​になった方もいらっしゃったのではないでしょうか。​
​​ピアノでサイレント!​​​
​ またまた楽しい時間でした。​

監督・脚本 カール・Th・ドライヤー
原作 カール・エーミール・フランツォス
撮影 ハンス・ヴォーグ
美術 カール・Th・ドライヤー
キャスト
ハルヴァーズ・ホーフ
エリート・ピオ
カール・マイヤー
ヤーコバ・イェッセン
ファニー・ペーターセン
オルガ・ラファエル=リンデン

1918年・89分・デンマーク
アスペクト比 1:1.33
モノクロ・スタンダード・無声
公開年月日 2003年10月28日
2024・03・08・no038・元町映画館no229

 追記
 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​
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最終更新日  2024.03.20 04:06:07
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