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カテゴリ:映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝
マイケル・マン「フェラーリ」キノシネマ神戸国際 フェラーリとか、ポルシェとか、全く興味ありません。見わけもつきません。
F1って何ですか? 男です。スポーツカーどころか、普通の乗用車のことも知りません。40年間、普通免許を持っていましたが、自動車を運転したのは、まあ、せいぜい数時間です。 まあ、そういうじーさんが 「フェラーリとか、ちょっとカッコ良さそうやし、覗いて見たろ!」 と調子に乗って、まあ、さほど期待もせずに見た映画でしたが、圧倒されました(笑)。納得のいく作品でした。面白かったですね(笑)。 舞台は1950年代のイタリアでした。で、まず、エンツォ・フェラーリと、その妻ラウラ、死んだ息子ディーノ、愛人リナ、愛人との間の子どもピエロという、一人一人の人物の描き方の、何というのでしょう、 ド迫力! 中でも、エンツォ・フェラーリの身勝手というか、自己中というか、けた外れの存在感、ラウラの愛憎相半ばする鬼気迫る表情、この夫婦は見ものでしたね。もう、それだけで、納得でした(笑)。 二つ目が、公道レースが行われるイタリアの景色の素晴らしさ。で、 ものすごく美しい風景、で、そこを疾走する自動車の迫力! 見物人が手を振る公道レースで起こる事故の映像の ド迫力! 映画で走らせているのは、フェラーリや、ほかのスポーツカーの、その時代の本物のレプリカというのでしょうか、まあ、プラモデルにしか見えないボクには 猫に小判(笑) だったのですが、自動車好きにはこたえられない リアル! だったでしょうね。 で、見終えてようやく気付いて 唖然! だったのが、フェラーリを演じていたのが、あの、アダム・ドライバーだったことですね。チラシを見たときも、もちろん、映画を見ている間も全く気付かなかったボクも、まあ、大したものですが、彼のシブイ演技力、別人化するメーキャップも一見の価値ありの迫力でした。ボクは、この俳優の主演映画を、ここのところ片手以上見ているのですが、今回が、一番納得でしたね(笑)。 まあ、いってしまえば、ありがちともいえる創業者伝説なのですが、ボクはシラケることなく見終えました。 この手の伝記物、歴史物が好きなんだなあ!!! ということが、自分でよくわかりましたが、スポーツ・カーになんて何の興味もない人がご覧になっても、充分納得がいく作品だったと思いました。 監督 マイケル・マン 原作 ブロック・イェーツ 脚本 トロイ・ケネディ・マーティン 撮影 エリック・メッサーシュミット 編集 ピエトロ・スカリア 音楽 ダニエル・ペンバートン キャスト アダム・ドライバー(エンツォ・フェラーリ) ペネロペ・クルス(ラウラ・フェラーリ) シャイリーン・ウッドリー(リナ・ラルディ) サラ・ガドン(リンダ・クリスチャン) ガブリエル・レオーネ(アルフォンソ・デ・ポルターゴ) ジャック・オコンネル(ピーター・コリンズ) パトリック・デンプシー(ピエロ・タルッフィ) 2023年・130分・PG12・アメリカ・イギリス・イタリア・サウジアラビア合作 原題「Ferrari」 2024・07・31・no096・キノシネマ神戸国際no12 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
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最終更新日
2024.08.03 23:42:10
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