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カテゴリ:徘徊日記「お泊りでお出かけ」
「三島暦師の館」
徘徊日記 2024年10月20(日)三島あたり 三島大社を東の裏口から出て金木犀が匂う住宅地を、ほんの数分歩くとなんだか立派なお屋敷があって、玄関にはカンカンと叩く板木(ばんぎ)が置いてあります。 「その、板、叩いてごらんなさい。」 で、4人組の二人が交互にカンカンと叩くと、中から センセー!という雰囲気のおじいさん が出ていらっしゃって、お屋敷の案内が始まりました。 三嶋暦師の館の主(ぬし) のようです。 お屋敷は、昔の代官所の建物を移築保存していらっしゃるようで、玄関の正面には三島の宿の古地図です。というわけで、ご講義が始まりました。 そもそも「三嶋暦」とは何かに始まって、三島の地理、歴史、三島暦の歴史、ああ、それから中国の暦と日本の暦の歴史、 イヤアー、ベンキョーになります(笑)。 で、これがパンフレットです。「三嶋暦師の館」というのは三島市が管理運営している公共の場のようです。 こちらが、今も作り続けていらっしゃる三嶋暦です。大判とポケットサイズとあります。購入を希望すると、 「いやあ、来年の暦の時期になってましてね。新しいのが来週届くのですが、これでいいですか?」 お年は、平均年齢70歳越えの4人組の一回り上という雰囲気で、頑固なオジーさんの雰囲気でしたが、とても御親切で丁寧な方でした。 これが、三嶋暦です。大きい方は見開きで吊り下げられるカレンダーです。一年間の月の形の変化が印刷されているのが、まあ、あたり前ですが特徴です。 壁掛けタイプが500円でしたよ。 開いてみるとレイアウトというか、デザインというかはこんな感じ。 お伺いした日の2024年10月20日を調べて見ると、縦向きに 「九月十八日・月は十八夜・ひのとみ・日・友引・秋の土用の入り・19:07~09:16」 でした。最後が月の出、月の入りの時刻でしょうね。 庭には小さなお社があります。お祀りしてあるのは加茂神社の神さんらしいです。 で、その前の庭に何気ないのですが日時計です。暦は月齢の旧暦ですが、一日の暮らしは日時計という感じでしょうね。なんか、いい雰囲気でしたね。 これが、建物の看板です。三島市の歴史的風致形成建造物だそうです。 もしもですが、三島の町とか徘徊なさることがおありでしたらおススメですね。もっとも、シマクマ君は、たとえば二十四節季とかが、結局、「太陽暦」なのか「陰暦」なのか、まあ、よくわからないままなので、必ずしも、かしこくなれるとは限りませんけど(笑)。 さて、いったん三島大社に帰って、次はどこでしょうね。 にほんブログ村 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.12 01:07:42
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