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今日も映画です。
オランダ・ハーグの美術館に展示されている有名な絵画「青いターバンの少女」を毎日見ていた作者が、この少女の表情はどうして描かれたのか?を想像して書いた小説「真珠の耳飾りの少女」が原作となっています。 謎の多い画家フェルメール、作品もあまり残っていません。 今売れているスカーレット・ヨハンソンがこの寡黙な美少女に扮しています。 フェルメールは「ブリジット・ジョーンズの日記」でブリジットをコートに入れてあげていたコリン・ファースが、全く違ったキャラクターを魅力的に演じています。 字さえもよめない下働きの使用人だったグリートですが、教えられなくても絵画を見る目を持ち、描く上で大切な光に気づき、いつの間にか弟子のような存在でアトリエですごすようになります。 フィルメールとグリートが言葉を交わすことなく、お互いの存在を認め合うところも無理がありません。 絵のモデルになり、いつもかぶっている頭巾を取って美しい髪の毛を見せるところ、ピアスを付けるところは官能的な場面です。 フェルメールの奥さんや子供が嫉妬するのも納得です。 何よりもこの映画、画面、画面が一枚の絵画のようで、飽きさせることなくフィルメールの光と影の世界を堪能させてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.28 20:07:38
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