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これは実際にあった話が元になっている。
パリのシャルル・ドゴール空港が舞台だそうだ。 その話をスティーブン・スピルバーグ監督がNYのジョン・F・ケネディ空港に置き換えて演出している映画です。 以前の私は旅行が好きで両空港とも利用したこともあり、設定が面白そうと思いかなり期待してみたのですが・・・ NYの空港に着いたとたんに、自分の国クラコウジアがクーデターで消滅してしまったビクター・ナボルスキー=トム・ハンクス。 アメリカ入国も拒否され、帰る処も失ってしまうのです。 私達は日本人として、どこへ行ってもあのパスポートを見せるだけで簡単に受け入れられてしまいます。 それが自国を無くしてしまう=帰るべき処を失った人の悲しみを、トム・ハンクスの涙は語っています。そして、その後は人間の強さ、たくましさをも。 空港という限られた空間の中での人間関係。 小さなロマンスもあります。ここでのキャサリン・ゼタ・ジョーンズはさわやかで可愛いヒロインを演じています。 実際に本物そっくりに作られた空港のセットは臨場感がありますし、エピソードもあって。 映画の出だしに比べて、後半がいまいちでした。 脚本があまり良くなかったのか? これでしたら、三谷幸喜あたりが演出すれば、もっと面白い映画になったのでは?と思ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.14 12:18:12
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