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カテゴリ:映画・DVD・VIDEO
そうそうたる演技者がそろって出ているわりに地味な映画です。
劇場公開はされず、DVD発売だけの映画「代理人」。 私もストーリーも何も分からずに見始めましたが、考えさせられることが沢山ありました。 麻薬中毒で薬ほしさに、赤ちゃんをゴミ捨て場に置き去りにする(捨てることになる)カイラ=ハル・ベリー。 病院からその子を、自分の養子として引き取るマーガレット=ジェシカ・ラングと夫デビィット・ストラザーン。 その赤ちゃんは、夫婦の娘と共に本当の子供のように大切に育てられます。 しかし数年後その子供を巡って、カイラとマーガレット夫妻の間でどちらが育てるか法廷争いになるのです。 表面上はうまく共存しているように見えるアメリカの様々な問題が浮上してくるのです。 白人と有色人種との間の見えない垣根、価値観の違い。 過去の夫の浮気による、夫婦のひずみ。 その黒人の赤ちゃんの育つ課程でのアイディンティの問題。 ラスト、カイラはマーガレットに助けを求めます。 子供を中心にして3人で遊ぶのです。 子供の名前=イザヤ(偉大な予言者の名前、救いの意味も)も、意味を持たせてあります。 今日は梅雨の中休みでしたね。 おやつに、サクランボも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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