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イギリス文学者、トマス・ハーディ原作「日陰者ジュード」を映画化した「日陰のふたり」から注目しているマイケル・ウィンターボトム監督。
その後「ウエルカム・トゥ・サラエボ」が世界的に大ヒット。 あの「サイダーハウス・ルール」の企画もしていたのですが、ラッセ・ハルストルム監督が映画化してしまったのだとか。 9年前に、14歳のヘレンと一緒の所をヘレンの父に見つかり、その父を殺してしまったマーティン。 ヘレン=レイチェル・ワイズと再会するために元の街に戻ってきますが、なかなか逢うことは出来ません。 自転車に乗るヘレンにぶつかったことから、ヘレンを追い続ける少年ホンダがいます。 そのホンダの目線=カメラにより、描かれていきます。 ホンダは母の死から口がきけなくなり、街の色々な会話を盗聴しているのが、唯一の楽しみなのです。 歌手の姉スモーキーも次々と変わった男達とつきあったり、登場人物はみな心を病んでいます。 その街の風景さえ、海辺の街なのに明るいとはいえず殺風景な印象です。 ヘレンとマーティンの最後の場面、父を殺害したのはヘレンであったことが解るのですが、ホンダもその場に居合わせるのです。 映画の題名通り、皆愛するものを求めていても出会うことが出来ません。 「Iwantyou」の曲と共に印象的なシーンが、後からじんわりと思い出される映画でした。 これの前に夫の友人にお借りした「ハリー・ポッターと賢者の石」を見始めたのですが、どうしてもダメだ・・・と感じて止めてしまった。(ハリーポッターファンの方、ごめん) 途中で見るのを止めてしまったのでなんとも言えないのですが、やはり私には合わないと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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