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昨日見たDVD「ナルニア国物語」を。
第二次世界大戦中のロンドン。田舎へ疎開した4兄弟。 大きな屋敷でかくれんぼをしたことから、次女のルーシーは古い大きなタンスの中に入ります。 そこは雪の世界「ナルニア国」への入り口だったのです。 タンスをぬけて屋敷へ戻ったルーシーは、今度は4人そろって、ナルニア国に戻っていきます。 しかし次男のエドマンドは、ナルニア国を雪で閉ざしていた白い魔女と出会い、美味しいお菓子で誘惑されてひとりだけ別のところへ行ってしまうのです。 そこへ以前ルーシーに親切にしてくれたフォーン・タムナス(半神半獣)の友人のビーバー夫婦が現れます。 2人のアダムの息子、2人のイブの娘が王座を満たすとき、白い魔女の支配は終わる・・・と聞く兄弟達。 4兄弟はそれが自分たちのことと知り、驚き困惑するのだった。 雪と氷の世界をビーバー夫婦と逃げまどうのだが、それだけで春がやってくる。 アスラン(ライオン)がこの地に戻ってきたのであった。 アスランと白い魔女の話し合いにより、エドマンドは兄弟の元は戻ってくる。 エドマンドを救うためにアスランは自分の命を、白い魔女に与えるのであった。 そして白い魔女達と、アスランの仲間達との戦いが始まるのだ。 そこには長男ピーター、長女スーザン、オレイアスなど皆勇敢に戦い、死んだと思われたアスランも、スーザンとルーシーの前で生き返る。 自身もニュージーランド生まれの、アンドリュー・アダムソン監督が、ニュージーランドの広大な大地で撮影。 アイルランド生まれのC・S・ルイスの原作が書かれてから50年以上。 ナルニア国の誕生から滅亡するまでの年代記(7冊)のこれはほんの一部なのです。 「指輪物語」を書いたトルーキンとは友人だったとか。 「ロード・オブ・ザ・リング」もニュージーランドで撮影・制作されましたし。 見終わってみてやはり一番印象に残ったのは悪の象徴「白い魔女」役のティルダ・スウイントン。 その知的な冷たい表情は、クールビューティそのもの。 ヴァージニア・ウルフ原作「オルランド」では男性役も女性役も難なくこなした演技力と存在感はこの映画でも圧倒的です。 ごく普通の子供達が主人公であること、国への出入り口がタンスということ、言葉を話す動物たちなど、大人・子供と年齢を問わず、充分楽しめる映画であると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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