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今日は、昨日ビデオで見た「レッド・ドラゴン」を。
一昨日TVでやったものですので見た方も多いと思います。 私もこの映画は以前映画館で見たのですが、もう一度見てしまいました。 原作:トマス・ハリスで、1991年の『羊たちの沈黙』2001年の『ハンニバル』に引き続きアンソニー・ホプキンスがレクター博士を演じています。 ただこの映画での主役はエドワード・ノートン演じるグレアム捜査官であると思います。 レクター博士は完成されたキャラクターと演技で強烈な印象を残すのですが。 レクター博士を逮捕したグレアムであったが、その後はストレスが原因で職務の継続が困難となり退官後妻モリーと息子と海に近い家で静かな生活を送るようになっている。 グレアムのもとをかつての上司が訪れたのは、満月に近い夜二つの一家を惨殺した「噛み付き男」の捜査に、有能だったグレアムの協力を求めるためだった。 フランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)は幼児の時のトラウマと自分の顔へのコンプレックスから、ウィリアム・ブレイクの絵に描かれているレッド・ドラゴンに命じられるままに猟奇的な殺人犯「噛み付き男」となってしまった。 同僚である盲目の女性リーバ(エミリー・ワトソン)はそんなことなど意に介さず、彼の繊細な気性に理解を示し、ダラハイドの中で変化が起きてくる。 以上のような豪華キャスト、特にエドワード・ノートン。 どこに私が惹かれるかと聞かれれば、かっこいいのかorかっこ悪いのかよく解らない外見と演技なのです。 準主役級で出て、主役を食ってしまうような役が上手(ファイト・クラブ) この映画でも、ダラハイドの役でも良かったかも? 映画に出る前には、大阪・海遊館で(祖父の仕事の関係)サラリーマンをしていた。 日本語も上手、「スターになって日本にまた来た感想は?」と聞かれて「役者ですから」と答えたという。やっぱり頭良いのね。 ノートンさんに負けずに演技と言ったら、やはりレイフ・ファインズです。 ミスキャストではと思いましたが、見事にこの「噛み付き男」を演じきって、彼の初めての恋も切なさいっぱい。 純真無垢な不思議な女性リーバにエミリー・ワトソンが、はまり役です。 アップになると目の周りが皺いっぱい、でも綺麗?忘れられないその存在感・・・目の見えない演技も完璧です。 他にもハーヴェイ・カイテル、今年アカデミー賞受賞のフィリップ・シーモア・ホフマンもパンツで殺されてしまいます。 ダラハイドが殺人を繰り返す原因、ブレイクの絵との関係などが詳しく描かれていないところが弱い?かと思いました。 独房からたまにしか出してもらえないレクターが、その事件の謎解きをしてしまう・・・やはり恐るべしレクターである。 アンソニー・ホプキンスはレクター博士を優雅に演じていて、そのこだわりぶりも見事でした。 ストーリーもまずまず、豪華キャストの共演で楽しめる映画であると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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