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昨日の午後TVでみた「恋におちたシェイクスピア」。
以前にビデオでも見ましたが、何度見ても良くできた作品ですね。 1593年のロンドン。 新作が書けないスランプにおちたシェイクスピア=ジョセフ。ファインズはローズ座の主人=ジェフリー・ラッシュとともに、役者のオーディションをする。 そこへ若者トマス・ケント=グィネス・パルトロウ=男装をしたヴァイオラが、シェイクスピアの作品にあこがれてやってきたのだった。 トマス・ケントを送ったシェイクスピアは、彼が男装をしたヴァイオラと気づき、本物の激しい恋を求めていたヴァイオラとたちまちふたりは恋に落ちてしまうのです。 「ロミオとジュリエット」の物語の裏に、本当にシェイクスピアの恋があったというお話なのですがこれが楽しい。 今回また改めてその素晴らしいせりふ・詩に、やはり人々を引きつけるだけのものがあると思いました。 有名なせりふが出てきて楽しめます。 女王も認めた親の決めた相手=コリン・ファースとの結婚式が終わった教会から抜け出したヴァイオラが、シェイクスピアのもとへ戻ってみると、ジュリエット役の少年の声がおかしくなっています。 そしてお約束ですね!!ロミオ=シェイクスピア、ジュリエット=ヴァイオラでお芝居を上演するのです。 この時のふたりの、恋する表情もスゴく良いです。 ジョセフは目の力?グィネスは上品、どちらかというと目立たない地味な顔なのですがこの役では綺麗、輝いています。 他に脇役も素晴らしい役者揃い、私のお気に入りジェフリー・ラッシュ、人気劇作家クリストファー・マーロウ=ルパート・エベレット。 なかでも圧倒的な存在感でエリザベス女王=ジュディ・デンチ。 この監督ジョン・マッデン作品で他にヴィクトリア女王役もはまり役でした。 豪華衣装に身を包んで、真っ白メイクのこのヴァージンクィーン役、「エリザベス」ではケイト・ブランシェットが熱演しました。 見比べてみるのも楽しい。公開が同時期でしたので、私はこの時「エリザベス」を見てしまったのです。 シェイクスピアの作品入門としてではなく、ラブストーリー、コメディとしてみると大変楽しめる作品になっていると思います。 コスチュームが素晴らしく豪華で、ため息が出てしまいます!! ストラトフォード・アポン・エイヴォンにあるシェイクスピアの妻アン・ハサウェイの家。 勿論シェイクスピアの生家もあります。ここにはジュディ・デンチが訪れたときののパネルが飾られていました。 シェイクスピアとその家族の眠るところ・・・ホーリー・トリニティ教会。 エイヴォン河畔に建つ13世紀の教会です。シェイクスピア劇が上演されているロイヤルシェイクスピア劇場もありました。 私は4年ほど前に観光しました。何となく懐かしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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