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この映画も好きな俳優で選んだものです。
金髪ハンサムでいやみなヤッピーな役をやらせたらこの人・・ジェームズ・スペイダー。 「デットマン・ウォーキング」での演技でアカデミー女優、「さよならゲーム」「テルマ&ルイーズ」ととにかくカッコイイ役柄が似合う、私生活でもずっと年下のティム・ロビンスとラブラブのスーザン・サランドン。 この夫婦、結構日本びいきなのです。来日の時にはファミリーで六本木金魚へオカマショーを身に行ったとか。 グレン・サバンのベストセラー小説「WHITE PALACE」(この小説も、入院中に読んだものです)をシドニー・ポラックの制作総指揮のもと、ルイス・マンドーキ監督が映画化しました。 アメリカ・セントルイスの高級住宅地に住むエリート広告マン・マックス=スペイダー。 友達の結婚式前夜のパーティのために買いに行ったハンバーガーショップ=WHITE PALACEで、ウエィトレスとして働くノーラ=サランドンと出会います。 ふたりが、お酒の勢いで一晩を過ごしてしまうことからこの物語が始まります。 マックスは新婚間もなく妻(誰もが認めるお似合いの美人で上品)を交通事故でなくしています。 ノーラもひとり息子を亡くしそのことから夫と離婚し、お互いに孤独で単調な生活を送っていたのです。 真剣な恋愛から遠ざかっていたふたりが、たった一度の経験でそれまでの生活が変わってしまう。。。 とにかく几帳面で、そのライフスタイルはお手本にしたいような生活をしていたマックスが、20近くも年上で、汚れ放題の部屋に住み話題はTVの事やマリリン・モンローだけというノーラに惹かれて離れられなくなってしまうのです。 性格も生活習慣も違いすぎるふたり・・このあたりは原作にはかなり詳細に書かれています。 不釣り合いなこのふたりが衝突を繰り返しながら、純粋な愛をはぐくんでいく課程をきめ細かく描いています。 「妻は愛していた、でも君のことがどうしようもなく欲しいんだ」と言うマックス。 人間は精神的なだけではない、肉体的なことからも真実の愛を見つけることが出来るらしい。 マックスから離れるためNYへ行ったノーラを追って、マックスも全てを捨ててNYまでいくのです。 ラストのカフェでのノーラとマックスの再会シーンはとてもハッピィな気分になれる大好きなシーンです。 揺れ動く男女の心情を克明に描いた大人の鑑賞に堪える作品だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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