|
カテゴリ:映画・DVD・VIDEO
この映画もキャストで選んだものです。
監督はシドニー・ポラックですが、サスペンス・アクション映画としてはイマイチ楽しめなかったような気がしました。 タイトルの「ザ・インタープリター」とは、国連専属の通訳シルヴィア=ニコール・キッドマンが演じています。 アフリカのマトボ共和国生まれのシルヴィアは偶然に、同国の大統領の暗殺計画を聞いてしまいます。 そのことを報告した彼女の護衛につくのがシークレットサービスのトビン・ケラー=ショーン・ペンです。 シルヴィアはマトボで家族を殺されてたったひとりでアメリカにやって来た過去があり、トビンも妻を亡くしたばかり。 傷ついた過去をもつふたりが出会うのですが、それからロマンスにまで発展する事はありません。 しかし主役ふたりの魅力でもった映画であると言えます。 ニコールはクールビューティそのもの、お肌も瞳もとにかく綺麗です。ファッションは地味ですがどんなシーンでもさまになっていて楽しめます。 ショーン、あのマドンナと結婚した頃のお馬鹿な不良のイメージから、今は味のある渋い中年の魅力が。でもあのふたりお似合いだと思ったのですが、どうして別れてしまったのでしょうか。 監督自身も少しだけ出ています。ニコールとはあの結局よく解らなかった映画「アイズ・ワイド・シャット」に続き共演しています。 そして何と言っても、映画ロケが初めて許可された国連内部の映像、セットではない本物の重厚感があります。 NYの街並み、様々な角度を変えて撮った国連の建物、とにかく撮影の素晴らしさこれが見終わって一番心に残りました。 シドニー・ポラックにとっては「ランダム・ハーツ」から久々の本作、現在は制作者としての方が成功しているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.18 17:34:49
コメント(0) | コメントを書く
[映画・DVD・VIDEO] カテゴリの最新記事
|