怖い注射
風邪をひいて、丸1週間。良くなるどころか、ひどくなってきたので、病院へ行ってきた。珍しく土曜の朝、早起きして、旦那に連れて行ってもらった。子供も、全然治らない。症状も全く同じ。家族3人一緒に診察室へ入る。この診療所の先生は、ちょっと変わっている。話し方が変。変な声で喋る。もちろん、子供相手だけだが。旦那曰く、最近流行っているコメディアンの真似だそう。でも、韓国語のわからない息子には、意味がないので、先生も困っている風だった。まあ、診察はいいんだ。今日のメインは注射。ただの風邪で、熱も無い。しかし、「大人は注射して帰ってくださいね」え? 注射?わからないまま、旦那の後をついて行き、様子を見る。前に、お尻に注射されて、歩けないほど痛かったことがあるので、注射は避けたかったんだ・・・。旦那は「痛くない」って言うけどさ~。日本じゃ、お尻になんかうたないよ。・・・なんて話を、看護婦さんにしていた。ベッドに横になって、お尻を出す。そして、パンパンパンと、お尻を叩き、プスッとうつ。そこまでは、良かった。「もう1本は腕ね」え? 何の注射やねん?旦那は「ビタミン剤とアスピリン」って言ってたけど、それって、ホンマに必要なん?わからんままに様子を見ていると、カーテンを開けて出て来た旦那は、なぜか腕の真ん中を押さえている。ひじの裏・・・採血するところやで、それ!え~っ! 静脈注射!?ただの風邪やで! えええ!「なんで静脈注射なん? それも、アレが無いで! 注射台が無い!」採血なんかの時に、腕を置く台が無い。そこにあるのはベッドだけ。床に座るんか? え??看護士さんは、私の腕を伸ばして、肘の所を支える。確かに、腕は曲がらんけど、もし動いたらどうなるねん!それも、注射液、めっちゃ多くて時間かかってるで~。怖かった~。打った後も、気分悪くなって、立てなかった。あれから何時間もたつけど、まだ気持ち悪い。韓国の看護士って、いろいろあるらしいけど、6ヶ月の専門学校通ったら、なれるんだって。実地だけやって、終わりなんやわ。きっと。前に入院した時も、大部屋で、ベッドにカーテン無し、看護士はほとんど姿を見せず(点滴の確認も無し)、私のベッドのナースコール、壊れてたもんな・・・。就寝時間も面会時間も無し。夜の12時までテレビがついてて、アジュンマ達、ずーっと喋ってた。(面会人)シーツも自分で交換するらしい。韓国の病院はあかんな。病気になったら、日本へ帰ろう。