|
カテゴリ:雑学
オギザリス 日本三景といえば、宮城県の松島、京都の天橋立、広島県の宮島だが、これは江戸初期の儒学者、林羅山の息子の春斎という人が決めた。 春斎は、まさか21世紀まで自分が決めた日本三景が通用しているとは思わなかったろう。 春斎は、心の安まる場所を探して全国の名所旧跡を歩き回り、その中で最も気に入ったのがこの三ヶ所だった。 1643年に日本国事跡考という書を著し、三処の奇観として日本三景を紹介し、日本中で最も勝れた景色と褒め上げたことから、江戸時代後半に見物客が増え始め、人気スポットの代表になった。 現代ではあまり知られていない一人の学者によって、日本三景は選ばれていた。 多くの人が思い込んでいた、芭蕉ではなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.24 08:28:59
|