THE MAN FROM THE EAST + RED BUDDHA/STOMU YAMASHTA
'73年のTHE MAN FROM THE EASTと'71年のRED BUDDHAの2in1CD。収録順はTHE MAN~が先で、RED BUDDHAは表記上ボーナス扱いである。THE MAN~の前半は、民謡、お囃子、雅楽、童謡など日本的なものとロックとの融合といった作品。欧米人には新鮮かつ驚きかもしれないが、日本人が聴くとちょっと無理があるように感じる。後半は後のGOを感じさせるサウンドである。RED BUDDHAはパーカッションによる前衛的な作品。LPでA面、B面各1曲。スチール・ドラムや銅鑼など、非西洋の打楽器を積極的に取り入れたサウンド。やはり私としては「世界的なパーッカション奏者」STOMU YAMASHTAに求める音は、まさにこの作品である。