レディース&ジェントルメン/エマーソン、レイク&パーマー
'74年発表の6枚目。ライブ盤としては3枚目の「展覧会の絵」があるが、これは企画物だったので、スタジオ・アルバムの曲を演奏したライブ盤としては初になる。LPの時は3枚組という大作で、当時の国内盤の値段は5,100円である。「恐怖の頭脳改革」の後、まさに絶頂期の演奏である。しかも大作「タルカス」「悪の教典#9」がフル収録という、それまでの魅力が全て3枚組みに詰まった内容である。何度も書いているが、EL&Pはロックが持つ暴力的、破壊的な面を一番持っているプログレ・バンドだと思う。そのグループのライブ盤であるから、悪いはずが無い。カッコイイです!