蒼き石の物語 14
皆さんこんばんわ。イスです(´・ω・`)本社・・・予想外に・・・きつかった・・・なにやら社内のインフラを構築しなおすとかで、本社に復帰してる連中集めて色々やってます。VMwareを使った環境を構築しているのだけど、正直わけわかんない( ゜ω゜)∵:.カハッ何度か過去に仮想環境作ったことあるけれど、VMwareっていうOSの上にLinux?がついてる感じです。(ってわかんないよね・・・なんにしてもこれがきついきつい。いくら環境を作ろうにも、サーバとして機能していないといけないVMwareが全然動いてくれません・・・・コンソールの問題か?意味分からないと叫んでばっかではどうにもならないので、今日の2時くらいにその昨日を作った会社に問い合わせメールを出したのですが・・・いやはや返事はいつになるやら。ま、そんな愚痴言っても仕方ないので物語行きましょうかヾ(゚ω゚)ノ゛注1:舞台はRSですヾ(゚ω゚)ノ゛ホームフィールド注2:つっこみは基本スルーでヾ(゚ω゚)ノ゛ムシロナク注3:出演者はこっちの想像で勝手に踊ってもらいますヾ(゚ω゚)ノ゛ギセイシャギセイシャ注:マジ適当設定です。ヾ(゚ω゚)ノ゛ココガダイジ!!!蒼き石の物語 14どんな状況に置かれようとも、人はそうそう変化するものではない。だが、時としてその『変化』は一瞬で人を襲うことがある。例えば感情などだ。大佐を殴り飛ばして物の見事にカウンター大破したので、その修理代は大佐に押し付けてみんとす。泣いても叫んでも知りません。そんな感じで銀行で槍の修理代を『泣く泣く』支払ってきましたとさ。あとほんのわずかに残ったお金を生活費に当ててみる。これで後はカム姉の1000万だけかぁ・・・どうにも道のりは遠いですよ? ほんと。泣けるよね・・・あたしはズルズルと大佐の首根っこをつかんで大通りを歩いている。さて。普段なら大佐の暴走なんぞ見えないふりしてほっとくあたしだけど、今回ちょっと構ってみたのには理由がある。どうにも今の手持ちのお金では次の目的地である古都まで行けそうにない。っていうか餓死する。そんな悲惨かつあたしらしい悲しい結末を迎えさせないためにも、この街でフリーの依頼を受けようと思うんだ。公社からギルドに依頼が行くというのはあくまでギルドに所属している冒険者のための処置だ。だが、時に一般人からの・・・文字通り『安い』依頼というのは基本公社は扱わない。公社も一応は企業であるわけだから、そんな安い依頼ばっか受けても仲介料なんてスズメの涙もいいとこだ、ってのが持論らしい。でも・・・そんな『安い』依頼の中でも、時々化けるものがある。それが、『探索』だ。実は以前、あたしはここハノブでそんな依頼を受けたことがある。その依頼を成功させた時、あたしの懐にまとまったお金が入ったことがあるんだよね。借金に消えたけど。でも、正直その時受けた依頼は一人ではとてもじゃないけど無理だ。あたしはその時相棒と一緒にその依頼をこなした。「うう・・・・」お、起きたか大佐。とりあえず、意識が戻り始めた大佐を適当なところで放り投げてみる。えい。ガシャーン、って音じゃないな。なんかグシャ、っとか液体踏み潰すような音が聞こえてきた。やっぱりゴミ捨て場に投げるのはまずかったか。と、あたしが1人で反省していると・・・「うがー!!!!!」と、大佐が頭にバナナの皮をのせて復活。お約束だね?「ななななな、何しやがるこのあま!!!」あたしって分かってないのかな? それはそれで悲しいなぁ・・・なので、その悲しさを紛らわすためにお腹のあたりを槍でえい。「うごほっ!?」ん~跳んだ飛んだ。なかなかいい飛びっぷりだね大佐。かっこ悪いけど。と、そんな風にのんびりと構えたら大佐の背中に翼・・・っとこれヘイストか!?見たことのない爆発的な瞬発力で接敵してきた大佐があたしに向かってパンチを放ってくる。まず、よけきれないか!?一瞬で槍を構えて戦闘態勢。こういうところで躊躇してたら冒険者でもなんでもない。身内でもなんでも攻撃してきたと認識したらあたしは容赦しない。どっちに責任があるかもこの際知らないことにしよう・・・っと!!間一髪そのパンチはあたしの横をそれて・・・いや、あえてそらしたのか。あたしの体勢が少し崩れた。あたしの横を走り抜けた大佐の笑みが見える。だが甘いって。それくらいこっちも想定内。過去何度ふも姉とちぇるままのお菓子をこっそり盗んでまいちーのせいにしたと思う。相手の心理読まないと命ないんだぞ? あの2人特に容赦ねーし!!(この前は油断してふも姉に狩られたけど後ろにいるはずの大佐をあたしは見ない。見ないが多分そろそろパンチがあたしの頭あたりに飛んできているだろうから・・・倒れる!!ゴゥン、って風がさっきまで頭があった場所で唸りをあげる。普通そんな死ねるような一撃するかボケ。そのまま倒立の要領であたしは重心移動させて両足を上に跳ね上げる。決まれ!!だが、これは大佐も分かっていたらしい。避けられたよこんちくしょう。そうして素早くお互いが自分の立ち位置から移動。あ、ちょっと遠すぎたかも。攻撃力、という意味ではあたしの方が上だけど、大佐にはなんと言ってもヘイストがある。間合いが遠ければあたしが優位のはずだけど、この場合はそうは言ってられない。っていうか重い武器振り回して外したらあの拳食らうわけか・・・油断できない・・・さすが大佐だ。もし得物持ってたらちょっと危なかったかも。じりじりと相手の動きを見ながら・・・あたしは少しずつ自分の攻撃範囲に大佐を入れていく・・・と、おや。「何してんだおまえらぁ!!」そこに登場不良っぽいやつA,B,C,D,E,F,G,H・・・ってこいつら合体するのか? この人数は。「俺らの縄張りに、ずかずか入りやがってぇ・・・どういう了見だ!!」と、A。そうだそうだとはやし立てるB~H。ここって君らの土地ですか?とか突っ込みたくなるけど、大佐から意識離せないので何も言わない。視線も意識も大佐に集中。どうやら大佐も同意見らしい。っと、そこにFからこんな一言が。「こいつら冒険者の癖に俺らにびびってるぜぇ」あたし&大佐「「あ”?(怒)」」阿鼻叫喚の始まり始まり。ズドーン、とか、ドカーン、とか、やめてー、とか助けてままー、とか人の悲鳴がどこかから聞こえる。私には関係ないか、とモアレは横を歩くちぇるしーに意識を向ける。「で、ちぇるさん。ハノブに何の用なの?」クルネスの副ギルドマスターはギルドマスターに尋ねた。「なんか、かほんずの兄貴が厄介ごとに巻き込まれてるらしくてね。あいつ前の一件でしばらく動けないっしょ。だから変わりにあたしらが出張ってるわけ」「私らが出張るほどじゃないんじゃね?」「まぁまぁ・・・その件で私たちのお財布はホクホクなんだし。他の連中にもしばらく休養代わりにお休みあげたから、これくらいはいいでしょ。暇だし」最後のそれが理由だな、とモアレは思う。この人はギルドマスターの癖に意外と動きたがりで面倒ごとに首つっこむんだよな。「ついでにギルドもリフォーム中だし? 居場所ないなら小旅行がてらギルメンのケアくらいはしてやろうよ」楽しげに言うちぇるしーを見て、モアレは顔を軽く上に向けため息。この前ギルドで受けた一件で現在ギルドのお財布状況はそれなりに潤っている。ちょうど前々からギルドメンバーであるイスティスの暴走とかふもふの爪とぎとかmythのお遊びメテオとかその他もろもろで痛んでいた建物の中を改装するんだとか。どっちにしても私はのんびりしたかったのだけどなぁ・・・と思う。「それで、そのかほんずの兄貴ってどんな厄介ごとに巻き込まれてるわけ?」「なんか最近ハノブの炭鉱でコロッサス、って魔物が大量発生してるらしくてね。それの関係で色々なんかあったらしいよ」色々の部分を詳しく聞いてくれよ。「討伐?」「んや、鎮圧だってさ。殺っちゃだめ」「なんで?」「色々あるんだってさ」と、そんなやりとりがしばらく続いた後、2人は目的地に着いた。その建物は木造ばかりのハノブでは珍しく、石造りの建物だ。警邏とかが使ってる施設なのかもしれない。「ここ?」「教えてもらった場所は・・・ここだね」そして彼女たちはその建物に踏み込んでいった・・・その頃イスと大佐は・・・「誰が怖がってるだぁ? 私か? 私が怖がってる? 街のごみごときがほざくな!!」「はいはい。泣かない泣かない。大丈夫大丈夫。もうちょ~っと気絶しないくらいに頭ガンガンと槍で殴るだけだからね~」・・・・合掌。続くさて、そんなこんなでようやっと物語書けましたよ。時間はそれなりにあったのだけど、どうにもイスチームとちぇるままチームの連動が難しくて(ノω<)ペチョン不良たちがいい味出してくれました。さて、ということで、今回はコロがお話の中心となります。イスが言っていた、相棒いないと無理な依頼とは何か?ちぇるまま達がこれからどうやってイスたちと絡んでいくのか?ハノブ偏はまだまだこれからです。では、次回『蒼氷と濁流と妖刀』にて御座候。そんじゃねーヾ(゚ω゚)ノ゛