|
カテゴリ:いいところですよ
昨日25日は福聚寺(住職/玄侑宋久さん)での坐禅会に参加。午後7時から2時間程坐るわけですが、ただ座るだけですが充実感がある。くせになってしまったので通っているというわけです。
坐禅は左脳をとめて右脳を働かせることになりますと云い、風流の話をされました。風流は福聚寺初代住職も書き遺した古文書が残っているそうです。すべてを風流だと捉えると考え方も変わってくるでしょうね、本堂の戸を開け放ち、風の流れを感じながら坐ってみてくださいと云われた。 いままだ放射能の除染さわぎのさなかですが、ベクレル・マイクロシーベルトの機械的数値に右往左往しているわけです。「福島県から全国に引っ越していきました。沖縄に引っ越した方が今度はオーストラリアに移住したそうです。次はどこに行くのでしょうか」と云っておりました。 ... 幸い三春町の放射能値は低いので、ここで生きると決める。何をやって生きていくかの覚悟なんですねと話された。静かに坐ったあとでの語りですから実によく身に沁み込む話となります。 今日Ustream(ユーストリーム)で「方丈記」の話をしますと云っていた。 執筆された小冊子「法光」の随筆に、鎌倉時代、著者、鴨長明が日本人の無常感の基底を作ったのはまちがいないだろうとある。 「無常に生きる」 無常とは常ならず、すなわち「変化すること」です。 世の中が変化しているわけですから、変化にはこちらも変化で対応してゆくことです。 脱皮できない蛇は死ぬと云われています。 変化してゆくことが生命力とも云えるでしょう。 変化の激しい時代は固定概念は禁物です。柔軟に変化していきましょう。 大津波が来た時どうしますか、そのままそこにとどまっていた人は亡くなっています。 状況を読んで、変化対応してゆくことです。 ■チャリティ講座・「無常を生きる」(玄侑宋久氏) 8月26日13:30~15:00 ・NHKカルチャーUST教室 Ustreamにてインターネット生中継 http://www.ustream.tv/channel/nhkcul NHKカルチャー教室さんもYouTubeを使ってUstream配信をPRしておりました。 インターネット配信をとりこみながらすすめておりました。 【Ustream配信です!】8/26(金)13:30~15:00 郡山で玄侑宗久先生のUstream講演です。震災を経て日本人の生きる道とは、 演題:「無常を生きる」 YouTube予告:http://bit.ly/opwQQR ■次回の坐禅会開催は、9月25日(日)午後7~9時です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/09/02 02:13:59 PM
コメント(0) | コメントを書く
[いいところですよ] カテゴリの最新記事
|