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カテゴリ:食の楽しみ
豚汁を食べて、ふと豚汁とけんちん汁の違いは何だったけ!と思った。 けんちん汁は懐かしさを感じるネーミングだ。きっと小学生のころの学校給食を思い出すからだろう。 けんちん汁は、建長寺の汁物を意味するという説が有力です。建長寺とは、鎌倉時代に建てられた禅寺。「建長寺の汁」が「けんちんのしる」となり、さらに短縮されて「けんちん汁」となりました。けんちん汁は、お寺の精進料理のひとつだったため、肉類は使わないのです。 けんちん汁の具材は野菜類が中心で、味付けはダシと醤油が基本です。具材は、豚汁と基本的に変わりませんが、作り方に違いがあります。豚汁はそのまま煮込みますが、けんちん汁はゴマ油などで具材を炒めてから煮込みます。最近は、味噌味のけんちん汁も増えてきましたが、基本的にけんちん汁は具材を炒めると言った工程があります。 豚汁とけんちん汁の大きな違いは「けんちん汁に使う具材は、一度油で炒めている」ということです。 元々、けんちん汁は精進料理のため、だしも昆布としいたけから取り、豚肉なども加えられませんでした。 豚汁は文字通り豚肉を使います。 私の知っているけんちん汁は味噌味であります。 けんちん汁の懐かしい味はごま油で野菜を炒めた味だったことを知る。 けんちん汁を作ってみたい。 何気にふと懐かしい味を思い出すことがある、その一つは学校給食の味である。 クジラの竜田揚げ・けんちん汁などがその代表格だ。 半世紀以上もたってもあの当時の味が一瞬で脳内でフラッシュバックするのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/09/21 02:26:32 PM
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