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カテゴリ:随想
人はしばしば時間や人生を旅になぞらえることがある。 月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり 芭蕉 まわるまわるよ時代は回る 別れと出会いをくり返し 中島みゆき 中島みゆきも芭蕉の系譜に連なる歌人なのだそうだ。 また別な云い方で、人生は演劇と云った方もあります。 人生劇場の演劇舞台でどんな役回りを演じるか、あるいは裏方に廻るか、自分で役回りを選んでいいのです。時代に翻弄されたと述べる方もおります。未来が不確定な中で自分で良かれと思った道を選択するわけです。運と実力と縁で道を切り開きながら生きていくわけです。気がついたら時はもういい年齢になっていることが多い。余生を悪あがきしないで済む晩年がいいね。とは云っても人は誰でも死ぬまで生きるわけです。 芭蕉の「月日は百代の過客」は李白の詩からの引用であったことを知った漢詩は当時は文化人の教養であったようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/07/21 05:11:43 PM
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