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テーマ:★ラーメン(14692)
カテゴリ:随想
福島県には全国的に人気の食文化がある。
それはご当地ラーメンの喜多方ラーメン・白河ラーメン・郡山ブラック ■喜多方ラーメン(きたかたラーメン)とは、福島県喜多方市発祥のご当地ラーメンです。2006年(平成18年)1月の市町村合併前の旧喜多方市では、人口37,000人あまりに対し120軒ほどのラーメン店があり、対人口比の店舗数では日本一であった。札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つに数えられている。 喜多方ラーメン老舗御三家と云われている ①元祖喜多方ラーメン「源来軒」 ②最も人気な塩味系「坂内食堂」 ③伝統の醤油味系「まこと食堂」 1927年(昭和2年)、「源来軒」創業者の潘欽星(ばん きんせい)氏が、中華麺に近い「支那そば」を打ち、屋台を引いたのが原点と云われる。潘は中国・浙江省出身で、大正末に日本で働こうと渡航してきて、喜多方で中華麺の製造・販売を始めたわけです。最近は新たに会津山塩ラーメンなど新興勢力も賑わっております。 ■白河ラーメンの発祥は亀源。現在、白河ラーメンと云えば人気なのはとら食堂であろう。 同店の初代店主である竹井寅次が作るラーメンが美味しいと評判になったことから、市内外から弟子入り志願する人達がとら食堂を訪れるようになり、修業を終えた人達が独立して各々の地でラーメン店を出店。またそれらの店で修業した人達が独立して店を出すという連鎖を繰り返すことで、手打ちちぢれ麺に醤油ベースのスープという白河ラーメンのスタイルが、市内外、各地へと広がり現在に至っている。 現在は白河市内に100店を超える店が存在し、地域観光資源の1つにもなっているほか、首都圏などにも白河ラーメンを出す店が広まっているのだとか。 ■郡山ブラック. 濃厚な醤油を使った黒いスープが特徴のご当地ラーメン「郡山ブラック」郡山市民に親しまれてきたラーメンと言えば、醤油がきいた昔ながらの支那そばなのです。 明治時代に郡山駅前で創業した「ますや食堂」が郡山醤油ラーメンの元祖と言われて、商工会議所近くに「ますや分店」が味を引継ぎ、いつも満席の人気店があったのが懐かしい。人口当たりのラーメン店舗数が全国でもトップクラスの激戦区でもある郡山市で長く親しまれてきたラーメンだが、黒い独特のスープで知られる富山ブラックと呼ばれるのでSNSで郡山ブラックと云われ始めやがてマスコミにも「郡山ブラック」として紹介され、認知度が高まり広く知られるようになった。元祖ますや食堂&ますや分店も閉店しましたが、その後、名前は親族により受け継がれて、ますや本店として復活開店した。最近では人気店であった「ますや分店」の味を独自に復活を試みるラーメン店も次々と現れた。 最近は白河ラーメンのとら系などが郡山市内に次々とオープンしていずれも人気店となり繁盛店となっている傾向がみられる。加えて全国ラーメンチェーンとして上場している幸楽苑の本部は、郡山市にあるのです。にもかかわらず個人のラーメン店がひしめき合っている郡山市なのです。 このラーメンの写真は、郡山市図景、白河ラーメンの特札堂のワンタン麺です。 白河手打ちラーメンうさぎ(鏡石町)特製らーめん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/07/28 09:06:30 AM
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