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テーマ:緊張(4)
カテゴリ:随想
生きていれば感情の変化があります。
人間は感じとる五感があります。五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。そのほかに気配を感じとる全体感もあります。神経伝達でもって脳に伝わり「快、不快」を判断することになります。その「快、不快」によって感情は変化しますし、身体に顕われることもあれば行動へと移ることもあるわけです。おしなべて快なる方向へと舵をきることが多いわけです。 趣味の詩吟の審査試験や発表会においての緊張の仕方を観察した折りに、大きく2つの分類できると思った。前者は緊張のあまりに顔から血の気が失せて身体が震えだすタイプ。これは筋肉が収縮して血流を少なくし闘争において殴られても出血を少なくするよう身体防衛反応と言えるでしょう。後者は緊張で逆に血流が一気に良くなり顔が赤くなり汗が滲んでくるわけです。これは血流が増し逃走しやすくなる、身体の機能をマックスにして戦闘モードに入る。 人間は恐怖や怒りを感じるとその時に分泌されるアドレナリンで交感神経が興奮して体内血流、呼吸、感覚器などのすべてが「闘争か逃走か」を行うために最適化するわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/09/08 08:07:31 PM
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