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カテゴリ:食の楽しみ
たのしみは 老舗の味が 舌に滲む 食堂訪ね 食べ歩くとき
最近、加わった趣味のひとつに食堂巡りがあります。食堂の名のつく店は昭和年代から営業している老舗食堂が多いのです。老舗であるので後継者がいないと老齢で廃業となることが多いのです。いまや食堂と名のつく店は外食産業において絶滅危惧が心配される位置にあると云えるでしょう。長く地域に愛され続けたからこそ暖簾が続いているわけです。老舗食堂には、いわゆる老舗の味わいがあるわけです。経営者が70代に入るとカウントダウンが始まり、やがて体力の限界で暖簾をおろす決断を下すことになります。 限界に近づく域に達するころともなると、その味にも味わいが出ており、達観したような無理のない角のとれた実に美味しい味に巡りあえる楽しみがあるわけです。その店独自の究めた味といいましょうか、実に味わい深い料理に出会えるわけです。店が無くなる前にその味をぜひ味わっておこうと言う食堂巡りでもあります。 町中華なども、そんな老舗食堂の仲間と云ってもいいでしょう。 郡山市公会堂の西隣、文化通りにも、そんな老舗の町中華の店があります。 郡山市麓山2丁目8−4 「 中華飯店はやま 」に タンメン¥500 大盛を頼んだわけでもないのに、これ大盛りでしょう。食べても食べてもなかなか、減らないのです。タンメンと云えば最近はキャベツが主流かと思いがちですが、どっこい、ここの店は往年のタンメン。白菜にキャベツ、人参。野菜の旨味がスープにたっぷりです。若い人はタンメンに半チャン(半チャーハン)を頼む人が多いのも特筆です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/01/30 05:51:20 PM
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