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カテゴリ:コミュニケーション
人と人の間の間合いの心得は【 教えていただくと云う謙虚な姿勢で接する 】 中国の思想家である孟子は、「人の患いは、好んで人の師となるにあり」と喝破された。「人の患い」とは、「人の悪いところ」という意味です。 「好んで人の師となるにあり」とは、「人から教わるどころか、人にものを教えたがる」という自己顕示力の権化であります。これでは疎まれ煙たがられますね。 人には虚栄心があり、往々にして誰かと会ったときなどに、「あなたより私のほうが知っているかも」「私のほうが豊富な経験をもっている」などといった態度で、つい上から目線で、相手にものを教えがちになる傾向が出るときがあります。 孟子は、それは「人の悪いところ」だと述べています。 それは傲慢な態度の接し方であり、嫌われる接し方である。 人に私が「教えてやる」という態度では不遜であり相手を不愉快な気分にさせる。 我以外皆師なりの精神で、謙虚に聞く耳を持つならば、気分よく相手からいろんなことを教えてもらえる機会となり、成長のヒントなども得られるわけです。 よって、人と会うときの心がけは、「教えてやる」の上から目線でなく、「教えていただく」という謙虚な気持ちで接することが肝要です。 『人生を変えるすごい出会いの法則』青春新書 https://amzn.to/45EXiqa 田中真澄氏の言葉に「傾聴の三動作」がある。 三動作とは、《うなずき、あいづち、驚きの表情》。 そして、「話し三分に、聞き七分」という。 自分が話すのは三割にして、聞くことが七割、ということだ。 これは、良い人間関係を築くための基本中の基本と言えるでしょう。 しかし、往々にして、人は自分の話を先にしたがる。自分の得意な分野の話になればなるほど、年を取れば取るほど、この傾向は強くなる。 人は、誰かに認めてもらいたくて仕方のない生き物だからだ。 そして、問題なのは、話すだけでなく、相手に教えてしまうこと。 「そんなことも知らないのか」と得々と教えることとなると コヤツは「嫌なヤツ」と思われるケースとなるわけです。 人の話をずっと聞くというのは忍耐がいります。 どうしても、途中で口をはさみたくなる。 「教えていただく」という謙虚な気持ちを忘れずに 「人から教えていただく」という言葉を胸に刻みたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024/07/30 12:06:23 PM
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