入笠山から大阿原湿原へ
■入笠山(富士見町)【アクセス】富士見駅から富士見パノラマリゾートまで無料送迎バス(行き富士見駅10時発、帰り富士見パノラマリゾート17時発)がある。それ以外はタクシーか自家用車で。【地 図】信濃富士見(1/25,000地形図)【標 高】入笠山(1955.1m)【天 気】晴れ長野駅6:55発松本行きの快速電車に乗車。今日は河野さんと入笠山スノーシュー。松本駅には8時前に到着。松本駅で8:06発上諏訪駅行きに乗り換え8:41上諏訪駅到着。後続の甲府行きを待つ間、上諏訪駅で本(「虫目とアニ目」養老孟司さんと宮崎駿さんの対談)を読みながら足湯に浸かって待っていた。甲府行きは上諏訪駅に9:30到着。河野さんといきあい富士見駅に到着。駅の売店で昼食のパンを買って、富士見パノラマリゾート行きのバスに乗り込んだ。送迎バスの終点駐車場にはたくさんの車。ここからゴンドラリフトに乗り換え頂上駅へ。下には富士見町、原村の街並みを従え八ヶ岳のやまなみが広がる。頂上駅からすぐにスキーコース。若者たちがスキーやスノーボードを楽しんでいた。林の中の道を抜けると入笠湿原に至る。春から夏にかけてはたくさんの花で彩られるが、この日見たのはダンコウバイ。入笠山登山道案内標識人の声にふり向けばスノーシューの集団。向こうに八ヶ岳連峰。頂上からは360度の展望。富士山を初め、南アルプス、御嶽、乗鞍、北アルプス、志賀の山、そして八ヶ岳名だたる山が取り巻いている。木曽駒ヶ岳木曽御嶽山乗鞍岳、北アルプス入笠山山頂大阿原湿原スノーシューをもっていったけど雪が踏み固められていたので大阿原湿原まではスノーシューは履かずに歩いた。湿原にはだれもはいった形跡がないのでようやくここからスノーシューイング。同行の河野さんが誰も歩いていない湿原を切りひらく。あるのは動物のあしあと、これはなんだか判別できなかった。ためふん。たぶんカモシカ。湿原の向こうに八ヶ岳。ウサギのあしあと。動物たちが生息している形跡をみると嬉しくなる。「どうしてこんなに素敵な湿原なのにだれも歩いていないんだろう」。湿原のすばらしさに感動したふたりはいぶかった。そしてしばらく歩いてその理由が分かった。スノーシューをつけていても湿原のまわりの雪に足を乗せると50cmちかくはまりこむところがあちこちにある。ふたりだからなんとか歩き通せたけど、一人だったら途中で嫌になってしまうかも…。でも、この大自然、ラッセルがきつくても次に来たらまた周回して見たくなるだろう。帰りもゴンドラで。向こうに八ヶ岳。パノラマリゾート駅は午後3時過ぎに到着。5時まで時間があるのでタクシーを手配。駅まで1,680円。列車を待つあいだ駅前のラーメン屋で生ビールを飲みながらチャーシュー麺を食べた。