しっぽナのゆるい日記

[中国武術] カテゴリの記事

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  愛車は武器庫。

  　　　　　　　　　　　　　　　　長いのやら短いのやら、（ｍｙ武器は二番目の槍。）　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとかわいいのからきれいなのまで　　　　　　　　　　　　　　　　　こいつに至っては、もう、なにがなんだか…。カンフー映画などでたびたび登場する武器たち。ここに挙げたものはそのほんの一部なのだが、子供達は練習時、こいつらを所狭しと振り回す。で、大変なのが保管場所。学校帰りに来る子も多いので、いつも車の私は自分の子以外のも預かったりする。別会場で試合や表演会なんて日には、これらがすべて私の車に搭載されることも。「ウチの車さあ、すっごい怪しくない?　もしもなんかの事件で警察の検問にでも引っかかったら絶対怪しまれるわ。」と、我がチームの親分、Ａさん、　「大丈夫、こういえばいいのよ。　”決して怪しい者ではございません。私はただの通りすがりの武器商人です。”って。」　　　　おいおい、そっちのほうが充分怪しいだろうがっ!！しかしコレだけの武器を積んでると、自然と気も大きくなるから不思議である。もう怖いものなし。スピードもいつもより一割増し?！皆さん、武器を積んだ赤いオデッセイを見たら煽ったり無理な追い越しをしないよう注意しましょう。槍が飛んでくるかもしれません…。

  2007年03月02日

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• 笑うしかない…。

  三泊四日の過酷な合宿から、無事帰ってこれた。もう身体も脳みそもぼろぼろ、帰ってくると自分の日常生活がどんなだったか忘れてるくらい。どんなに過酷なスケジュールなのか、ご紹介しよう。　　6：00～7：30　　早朝練習　（これは自由参加）　　　　朝食　　　9：00～11：45　　午前練習　　　　昼食　　14：00～17：30　午後練習　　　　夕食　　19：00～21：00　夜練習　　　　入浴　　就寝。という感じ。ようするに、食べてるか寝てるか練習してるかのどれかしかない。場所はサーファーのメッカ、一宮。歩いて5分の海岸では連休とあってサーファーが波と戯れている。そんな中我々は、部屋→体育館→食堂の往復だ。1日目、身体は元気なのだが、これから始まる過酷な日々を考え、気が重い。2日目、朝からのいい天気に珍しく、気持ちがハイ。ひたすらの基本練習にもなんとか耐える。3日目、そろそろ、足に来る。腿はパンパン、腕は上がらず、階段がつらい…。　　　（毎年のことながら、階段を上がる姿がみんな老人のようになっていく。）4日目、何をしても身体が痛い。脳みそも壊れ始める。　　　ちょっとしたことでもなんだか可笑しい。笑っちゃう。いつも子供達が、きつい筋トレをしながらなぜか笑っている。ついにあの境地に達したのだ。　武術ハイとでもいうか。　この歳になってこんなに身体をいじめるなんて考えても見なかった。しかし驚いたのは、今年初参加の我がクラブ会長Yさん。今年喜寿を迎える太極拳のベテランだが、まさかこのスケジュールをこなすとは思わなかった。「Ｙさん、大丈夫かなあ。身体壊さなきゃいいけど…。」などという心配は、余計なお世話だったようだ。朝から　「海まで散歩行ってきたよ。気持ちよかった。」と足取りも軽い。ご飯も残さず平らげ、夜の飲み会までしっかり付き合う。太極拳を長く続けるとああなれるのか。見習いたいものだ。私はというと、昨日の疲れが抜けなくて、山のような洗濯ものに囲まれながら、今日のピラティスは、さぼっちゃおうか…、などと考えている…。　　　

  2007年02月13日

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• 狙ったな…。

  昨日は、歯科医師会新年会（なんか早口言葉みたいだな…）大事なイベントの日だというのに、朝からひどいねぐせ。頭の上で竜巻が起こっている。中一の息子だ。「どうしよう…。これなんとかならないかなあ。」普段は鏡もろくに見ない息子だが、さすがにまずいと思ったらしい。学校へ行く前の30分間、ねぐせ直しスプレーをかけニット帽を被ったが、それでもあっつこっちピョンピョン。まあ学校から帰って来る頃にはなんとか落ち着くだろう。そしていよいよイベント会場へ。やっぱり凄い。用意してくれた控え室まで花が飾られ、廊下も絨毯、トイレは大理石。大人もテンションあがり、子供達も大はしゃぎ。おいおい、いい子にしてないと、歯を抜かれちゃうぞ。そしていよいよ演技スタート。スポットライトが当てられ、円卓で食事をしていた歯医者さんたちも食事の手を休め、真剣なまなざしでステージを見ている。まるでディナーショー（？）まあ、細かい失敗はあったけど、ほとんどぶっつけ本番にしてはなかなかの出来だった。拍手もいっぱいもらえたし。ひとまず、ホッ。しかし終わってから他のお母さんたちの間で話題になってたのが家の息子。「ねえねえ、あの髪型は狙ったの？　かわいかったわ。」…やっぱ、目立ってたか。　朝よりはかなり直ってたんだけど。「そうなのよ。チャーミングでしょ？」そう言うしかなかった。演技はたいしたことないのになあ。　いつもながら目立つヤツだ。娘はといえば、歯医者さんと接する機会もなく会場をあとにして、はかない望みも消え去った。

  2007年01月26日

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• 初営業！！

  今まで、うちのカンフーチームはさまざまなイベントに参加してきた。公民館の文化祭やら、地域のさくらまつり、なつまつり。地元の人に中国武術を知って貰う為。（いや、ほんとはメンバー集めかな。）ここ何年かそんな地道な活動で、ローカルテレビの取材を受けたり、地域新聞に載せて貰ったり。すこしづづではあるが、地域の方には親しまれて来た。しかし、来週のイベントは今までとは少し違う。なんと、歯科医師会の新年会の余興で30分間の、ステージ依頼が来たのだ。なんでも、去年の夏参加したお祭りのステージを見てくれた歯医者さんが、うちのチームの表演を気に入り、是非にとオファーが来たのだ。歯医者さん～。しかも会場はここいら辺では、1,2を争う高級ホテル。う～ん、セレブなかおり。　これを断るわけが無い。「是非、やらせてください。」ふたつ返事でＯＫした。そして先週、会場の下見に。　　　　　すごい！！ふかふか絨毯。　おおきなシャンデリア。　まさに披露宴会場だ。こんなとこで、武器を振り回すのか、ヤツらは。ホテルのバリバリの営業マン、いや営業ウーマンのOさんは、「ワタクシ共、カンフーというのは初めて見させて頂きます。とても楽しみにしております。」おおー。それはそれは。「実は、うちには全国大会1位や、世界ジュニア出場選手もおりまして。ご期待に添えると思います。」と思わず、かましてやった。（あとで、そんなにハードルあげてくるな、と怒られたが…。）果たしてどうなるか、ホテルの高級調度品を壊すことだけは無い様に気おつけなくちゃ。私のそんな心配をよそに娘は、「歯医者さんかあ。　ばっちり化粧してかわいくしなきゃあ。」おいおい、何を期待している…。

  2007年01月20日

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• なんで戦わん？？？（スポーツとしての武術）

  子供たちが習い始めて、一年。先生がとんでもないことを言い出した。「今度、大阪でやる全国大会に出てみないか？」試合～！　しかも全国大会～！！！一年経ったとはいえ、子供たちが習っているのは基礎体力作りと柔軟。そして「カンフー体操」「入門長拳」という武術の型を組み合わせた、ラジオ体操に毛の生えたようなもの。それがいきなり全国大会（in大阪）。冗談にもほどがある。だってさあ、野球やサッカー見てごらん。いくつもの予選を勝ち抜いて、やっとやっと出られるもんなのよ。それが、出場料はらうだけで出られちゃう。こんな競技他にはない。（今はちゃんと予選があるのよ～。）でもさあ、やっぱミーハーな私。全国大会という響きと大阪でたこ焼き食うぞ～。という衝動にかられ不安ながらも申し込んだ。「武術の試合」　思い浮かべるのは、剣道や柔道。やはり1対1で戦って勝敗を決める。そう思うのが普通だろう。ところがこの中国武術は、採点競技。決まった型を5名の審判の前で演武し10点満点の減点法で採点しその平均値の得点で競う。体操やフィギアスケートに近い。それはそれで見ていて面白いのだが、ふつふつと疑問…？？？？習い始めて何年もずっと思ってた。なぜ武術なのに戦わないんだ…。そこである日先生に聞いてみた。すると先生は一言。「真剣に戦ったら死んじゃうからですよ。」……ううっ、おそろしや。実際、中国では1対1の試合もあるそうだが、あまりにも危険なため日本では普及しないらしい。そうかあ、死んじゃったら困るしね。とりあえず、このラジオ体操みたいの続けるわ。しかしこの”ラジオ体操”結構奥が深かった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく中国武術について説明しようと思ってたのに、あらぬ方向に行ってしまった。（まあ、いつものことだけど。）どうしても知りたい人は、ネットで調べてみてね。（なんて無責任…。）

  2007年01月10日

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• そもそも中国武術って・・・？？

  とにかく会員を集めにゃあかん。サークルの存続を心配した、Ｎさん、３兄弟の母。仙台に引っ越す前に素敵なイラスト入りのポスターを作ってくれた。（彼女はもと漫研でポスターなんてお手の物。）それをコピーしてあちこちにべたべた。ところがどうも食いつきが悪い。『中国武術始めませんか』このコピーが原因？そもそも中国武術と聞いて、あああれね。とピンとくる方が何人いるだろうか。そこでもっと砕けて、『君もカンフーをやってみないか？　ゴクウやジャッキーチェンみたいになろう！』こんなキャッチーなコピーで学校向け広報にのせたら、数名が集まった。（それでも数名…よ。）後にこの数名の母たちが最強の主力メンバーとなる…。カンフーと聞くと、香港映画やジャッキーチェン、ジェットリーなんかを思い浮かべて、分りやすい。実際、母がカンフー映画の大ファンで入会してきた子、多数。しかししかし、”中国武術＝カンフー”と思うのは大きな間違い。功夫（カンフー）とはそもそも自分自身で鍛錬し心と身体を鍛え上げるというような意味で、拳法の名称ではない。では、思わず”かっこいいー！”だけで始めちゃった中国武術とは一体なんなのか。次回は、私の狭く浅い知識の中から出来る限り、説明いたしましょう。

  2007年01月08日

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• きっかけは…。

  背も低く細くて弱弱しい息子になにか拳法のようなものを習わせたい。そう思い始めたのが８年前。小二の娘のクラスメートのＳちゃんが家に遊びに来ていた時に、「あ、私これから長拳があるから帰るね。」チョーケン？？？　なに、それ？聞いたことの無い武術…。珍しもん好きの私はすぐに食いついた。その日の内に彼女のお宅に電話をし、見学させて貰う事に。カンフーかあ。おもしろそう。幸い娘も興味をもったのでこの際二人まとめてやらせてみるか。と意気込んで行ってみたら、練習に参加してるのはＳちゃんと彼女の兄。そしてもうひと家族、Ｎさん３兄弟の５人だけ。まだまだ始めたばかりのサークルで、先生が来てくれるのは月２回、あとは自主トレ。練習場所も、近所の会館、マンションの集会所、と転々と。それでも子供たちは楽しそうに練習に参加したので、「まあ、これから人数増えて行くだろうし、とりあえず入ってみるか。」とめでたく、ご入会～～！と、次の週にＳちゃんの母に言われた衝撃的お言葉。「いや～、しっぽナさん姉弟、入ってくれて、ほんと良かったわ。　実は、Ｎさんの三兄弟、来月引っ越しちゃうのよ～。家だけでどうしようかと思ってたの。」　　　　　　　　なに～～～！！なんと入会一ヶ月にして、解散の危機にあうとは～～！なんだかとんでもないサークルに入ってしまったようだ。前途多難…。この時は８年後、会員５０名を超え全国大会入賞者、アジア世界大会出場選手を輩出する立派な（？）クラブに成長するとは夢にも思わなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

  2007年01月03日

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