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カテゴリ:里山の日々
例年通り やってきた どか雪 雨は降ると音がするし気配もするが、雪はそれがない。結果として積もっている。 今朝起きたらふっくらとした雪が屋根を、庭を、山を覆っていた。数日前に降ったから今週は2回も雪かきの羽目に。少々どころか相当にうんざりする。今の時期に降る雪は水分が多くてベタつくし重い。 日本海側の例年の倍以上という降雪量に比べたら、たかだか30~40センチだ。先日、テレビニュースで山形のお年寄りが家の前を雪かきしていた。1メートルを超える雪が屋根にのると家がミシミシいうという。一晩で家の出入り口が雪で塞がれる。どんなに心細いことだろう。高校生のボランティアが一人暮らしの高齢者の雪かきをしていた。顔をくしゃくしゃにして感謝していた。 1月まではせいぜい5センチ程度だが、2月に入ると途端にどかっと降ってくる。毎年のことと言え、今年は降り忘れたのかしらと期待していた矢先のどか雪続きだ。 先ずは玄関の前から犬小屋まで雪かきをして、となりの家との境界までとやるとうっすらと汗が出てきた。次はアプローチ(導入路)の下までだ。人が通る幅だけあれば良しとしよう。車幅までやったら身体がもたない。手抜きだ。 途中までヨッコラショ ポイ! ヨッコラショ ポイ!とやっていると、ザク ザッ! ザク ザッ!という音が上の方からする。何だろうと行って見ると、隣のお兄ちゃんが黙々と僕の雪かきの幅を拡張してくれている。 …… 僕は顔がくしゃくしゃになった。
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