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カテゴリ:里山の生き物たち
巣がびっしり 濃厚な蜜の味 春に設置した蜂箱。一昨日、抱えて持ったらずっしりと重かった。I さんに連絡。彼は養蜂箱を作ってくれ、中に分蜂した女王蜂を入れて、一から指導、何かと手ほどきをしていただいている。今日、いよいよ箱からミツバチの巣を一部切りだして蜂蜜を取り出した。 この日本蜜蜂の養蜂箱は西洋ミツバチのそれと違う。市販されている西洋ミツバチの養蜂箱は巣枠を何枚か縦に置いておくと、そこに蜂が巣を作る。http://www.kumagayayoho.co.jp/shop02.html 日本蜜蜂の巣箱はそうした枠は無く空洞になっている。普通はこれを三段あるいは4段に重ねて使っている。各段の箱の中央に横に十文字なるように菜箸が差し込んである。これは蜜で重くて蜂の巣が下の箱に落ちないような支えになっている。一番下の箱に蜂の出入り口があり、最初、女王蜂は一番上の箱に居て巣を作り始める。一つの箱の中に、はじめに3センチ位の厚さで縦に作り始め徐々に横に広げ下の段の箱に巣を大きくしていくようだ。
今回は、一段目(一番下)の箱まで三段全部にぎっしりと巣を作っていた。そのうちの一番上の箱(下から数えて三段目)にある蜂の巣の部分を頂戴する。先ずは巣の中の女王蜂や働き蜂が下の段の箱に移動するように一番上の箱の側面や天井を繰り返して叩く(15分程度)。 下に羽音が移動するので、天井部分にくっついている巣を切り離し、一番上と2段目の箱の間にワイヤーを差し込んで巣を横に切断する。一番上の箱の中には巣が縦に何重にも作られている。それを箱から切り離し、ひとつずつ表面の蝋を剥がしネットに入れる。ネットはビニール袋の中に吊るすようにして数日して自然に落ちてくるのを待つ。西洋ミツバチは枠を遠心分離機にかけて取り出すが、こちらはスローライフに相応しく自然に縛り出てくるのを待つ。前回、9月に日本環境調査研究所で実施した放射性物質の測定の結果は大丈夫だったので、今回も大丈夫だろう。 三段重ねの養蜂箱。上を叩く 天井板から切り離す 箱の隙にワイヤーを入れて中の巣を切断 切断された巣 びっしりの蜜 箱から切り離す 蝋を剥がしてネットへ
【原発・放射線情報】 除染の方法について動画がJAEA日本原子力開発機構から出た。http://www.jaea.go.jp/fukushima/josenvtr.htmlうーん もっと気楽に考えていたが、やはり十分に注意しなければいけないんだ。軽く考えすぎていたなぁ。このくらいしっかり防護して除染しなければならないということなんだ。ところが、これでもマスクが簡便なもの過ぎると専門家からクレームがついていた。それくらい油断してはいけない危険な作業なんだ。どちらかといえば、やはり素人でなく専門家がやるべき作業なんだと思う。もし家庭でやる場合は、くれぐれも注意してやりましょう。
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