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2011年11月20日
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カテゴリ:里山の日々

月に一度の愉しみな日  手打ちうどん教室

1回目が修了して、今回の参加者は2度目ないしは3度目の人たち。今期は講師のよーこばっぱと主催者の計らいで、自分たちで打ったうどんを食しながらのおしゃべりタイムもたっぷり取って楽しい一時だ。調理や後片付けも息が合っているし、気心も知れて会話もはずんで楽しい。

今回は食味の特別審査員が参加するという。「 とてもきびいしいからねぇ ハッキリとモノ言う審査員さんたちだから心してねぇ 」 と脅かされる。

今日の課題は太さと水加減と決めていたので、グッと気合が入る。天気や湿気によって水加減が、こうも違うのかと実感させられた。普段、粉500gに塩水120グラムというところを今回は150gの水でも足らなかった。多いかなぁと、極力少なめに加減したら伸ばす段になって周りが大分カサカサになっている。自分に課していた今日の課題の切る太さはバッチし。だが水の量が課題として残った。

PAP_0929.JPG  PAP_0931.JPG 今日はケンチン汁

さてさて厳しい食味の審査員さんは…と待ち構えていると、入ってきたのは可愛い小学生の子どもたち。考えようによっては確かに忌憚なくもの言う子どもたち、一番率直に批評してくれるに違いない。うどん教室の大人の生徒たちの視線に囲まれ固唾をのんでジッと見られて、さぞや気もそぞろだったに違いない。

「麺に腰があって美味い」  「旨い! また食べたいと思った」 小学4年生、5年生、6年生の4人のコメントは優しかった。こぼれる笑顔が可愛い。これはおセイジじゃない本音に違いない。だって丼は汁まできれいに食べてくれていたんだもの。ありがとう! 

PAP_0917.JPG   PAP_0919.JPG

【原発・放射線情報】

福島市大波地区の農家が自主検査した米から630ベクレル/kgのセシウムが検出された。この欄で前から指摘しているように予備調査で出て本調査で出ない不可思議。今回も自主検査で出たというのも頷ける。

自分の田圃、畑でも場所によって汚染度合いが違うのだからサンプリングでは土台無理なのだと書いてきた。出ないにこしたことはないが、広さからすれば、ほんの一部、それも出そうもない個所のコメを検査してしていると疑われる検査方法では確かな安全は届けられない。

山や山林や周囲にあるセシウムが雨で流れ込んでくるのだから田には放射性物質は貯まる一方だ。まだまだ汚染された米は出てくるだろう。しかも4月から基準値が500ベクレル/kgから100ベクレル/kgに変わったら既に流通したコメはどうするのだろう。今から心配になる。






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最終更新日  2011年11月20日 07時35分50秒
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