【SkibLog!】チワワ専門店スキップドッグのブログ　

[敷金返還訴訟] カテゴリの記事

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• ペット可物件の敷金返還戦記 33 エピローグ (11/20)

  敷金返還コンサルタントってどうなの？依頼して良かったかどうか？という問いには「良かった」と言える、書類にケアレスミスもあったり、こちらの問いに十分な回答が得られない事もあったり、訴訟相手を勘違いしていたり、そういったプロらしからぬミスもあったが、まあ「良かった」。しかしながら、次回同じケースがあったら？「依頼しない」と断言できる。私にとっても全てが初めて尽くしの本件だったが、ネット上に書式のフォーマット、判例、その他色々な情報があり、加えて実経験を得れたので、次同じ事があったら自力で対処できると思えた。それ程、ほとんどがフォーマット化されていた。逆に言えば、フォーマット化してしまうほど敷金トラブルは多く、結果もほぼ一律。大半の敷金返還系コンサルタントが成果報酬制度をとっているのもうなずける。（敷金が戻らなかったら1円も頂きません、でも戻ってきたらその金額の○％お支払いくださいね、というもの）まず、賃借人は勝てるのだ。敷金返還額が0円なんて事は滅多にあり得ない。それでも敷金トラブルが絶えないのは、前述したとおり、- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 私のようなガイドラインの存在と内容を知らなかった『 賃借人の無知 』と、決まりだけで『 拘束力（罰則）無し 』のガイドラインと、　その『無知』と『罰則ナシ』を見越して不当な契約と請求を繰り返す賃貸人と管理会社。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - の図式だと感じる。今後も繰り返すのでしょうね、、、さ、終わりです。半年間に渡る長い事件でした。メンドクサイ時も、不安と緊張の時もありましたが、貴重な経験を積めたことは良かったです♪法人契約という少し特殊なケースでしたが、一般的な契約時にも流用できるところはあると思います。今後この記録が、ペット可賃貸物件で『ペットを飼っている弱み（一方的に不利益な特約）』につけ込まれて、お悩みの飼い主さん方々のお役に立てれば幸いです。もともと2009年中に完筆する予定が、ズルズルと年が明けて4ヶ月も経ってしまいました n(_ _ )nごくごく少数の方ですが、メールやコメントを頂まして、ありがとうございます。励みにして書き続けました、心から感謝いたします。ありがとうございました！ハロ★

  2010/04/09

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• ペット可物件の敷金返還戦記 32 返還完了 (11/19)

  11月19日振込み期日1日前に　敷金＆過払い家賃　合計40万円　無事振り込まれた。これで本当に終結、長かった敷金返還事件もようやく終わりを迎えました。そこで総括編♪●いくら還ってきたのか？もともと預けていた金額は敷金45万円＋過払い家賃11万円＝56万円訴訟→和解の末、返還された金額は　敷金29万円＋過払い家賃11万円＝40万円敷金の2/3が還ってきた感じですね。●費やした期間は？5月16日事件発生 ～ 11月19日敷金返還完了　約半年間。退去日から数えると＋1ヶ月間の約7ヶ月間。●費用は？ざっくりとですが、・敷金返還コンサルタント料　48000円・内容証明＆配達記録　1300円ｘ2回＝2600円・登記簿謄本　1000円ｘ2通＝2000円・訴訟費用　5000円・切手印紙代　3320円・交通費（裁判所や法務局への駐車場代等）　3300円　合計64220円●ヒトコトで表すと？何もしなかったら 預けた45万円のうち2万円しか戻ってこなかった敷金を『半年』という時間と『6.5万円』という経費を費やして、29万円回収した。効率の良いものでは無いな・・・続く、ハロ★

  2010/04/04

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  ペット可物件の敷金返還戦記 31 最高裁判所って！？ (11/8)

  裁判も終わって、和解書も届いて、あとは家主からの返金待ち。そんな某日、フトと届いた郵便物に度肝を抜かれた。さ、さ、サ、サ、さ、最高裁判所！？何故？「和解したけど、やっぱり納得いかない！」と上告したのか？でも、いきなり最高裁はありえない、、、中身を確認すると、アレでした。なんとタイムリー・・・。紛らわしいタイミングですな、、、、ハロ★

  2010/03/20

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  ペット可物件の敷金返還戦記 30 和解書が届いた (11/5)

  裁判から数日経って、和解書が届いた。当事者間に和解成立。その内容は・被告は40万円支払え、・○月○日までに支払え、・それを過ぎたら、遅延損害金が発生する、という感じだ。あとは、期日までに振込みがあれば、本当の本当に終結。今となっては後の祭りだが、もし、あの時、和解しないで裁判を続けていたらどうなっていただろう？返還額は増えたor減った？2010年に入っても裁判を続けている？ボロ負けしている？ドラえもんの秘密道具があったら、是非ともパラレルワールドで闘い続けている自分の行方を見てみたいものだ（ｗ）ハロ★

  2010/03/17

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• ペット可物件の敷金返還戦記 29 裁判当日：後編 (10/29)

  自分の番がキタ、、、！ここからが本番。緊張すると同時に 運命のデュエル（初裁判）に血沸きに肉踊り心が昂る！しかし、席に着くと1分も経たないうちに別室に移動する事を促された。「もう一度和解について話あって～～」裁判長と、『和解』他の方の敷金返還系ブログで読んだところによると、裁判長としては判決文を書くのがかなり手間らしく、極力「和解」という形で終わらせたいらしい。それが本件に合うか否かは分からないが、前回と同じ司法委員、被告側弁護士、私の3人で別室へ移動。その間にも次の裁判が始まっていた、本当に細々と裁判は多い。司法委員「えっと、前回は・・・・」ノートを開きながら、思い出そうとしているのだが、数字が断片的に走り書きされているだけで、お世辞にも熱心にメモを取ったようには見えない内容だった・・・どうやらイマイチ覚えていらっしゃらないようなので、あらすじを教えてあげた。『双方の和解金額に、原告47万円：被告33.5万円　と10万円以上の開きがあり、和解には至らなかった。そして、今日、、、』「そうだった、そうだった（ｗ）　　で、どうだろう、和解金額の譲歩はできるのかな？」「～～ん、そうですね、41万円なら・・・」敷金45万円の2/3の30万円＋過払い家賃11万円の41万円という計算だった。前回より下げて、歩み寄りの姿勢をみせなくては、、、。被告側弁護士は「依頼主から新しい条件を貰ってきました、40万円までならと、、、」「おぉ！」司法委員の表情が明るくなった、双方かなり近しい数字になった、それならば・・・と私に視線を向けた。それは『期待』が込められた視線だった、何の『期待』かは言わずとも分かる。『1万円妥協して』という事だが、、、ここまできてコッチが折れるのも癪に障るな・・・出来る限り闘って、判決を迎えてみたい気もするし・・・でも、1万の差をゴネて心証を悪くするのはなんとなく避けたい・・・う～ん、、、悩む、、、「ね、法人契約なんだし、」（ガァ・・・！）ここで出たか、ホウジンケイヤク！！このキーワードがでて、一気に冷めた・・・。『法人契約』を持ち出されるのが最も怖かった。何しろ法人契約で勝った判例が見つからないので、先行きが全く予想出来なかったことや、下手すると100％敗訴になる可能性も否めない。被告側弁護士が主張してこなかったので、このままスルーできるかと淡い期待も抱いたが、まさか、2回の裁判で2回とも司法委員から切り出されるとは。いやしかし、前向きにとらえるなら、この方は「法人契約である以上、ヘタに争っても今よりも良い結果は無いよ」と暗に諭してくれていたとも思える。密かに助け舟を出してくれていたのかもしれない。もう終わりにするか～・・・。「はい、　　40万円で、、、（ファイナルアンサー・・・）」1号法廷に戻り、和解で決着。後日、和解書が送付されてくることと、被告側には支払い期限（11月20日）が告げられ、私は振込先口座をメモして提出した。一応の決着がついた。期限までに振り込まれて真の決着だが、気持ち的には　～終わり～　。和解金40万円で終結。ハロ★

  2010/03/13

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  ペット可物件の敷金返還戦記 28 裁判当日：前編 (10/29)

  10月29日(木)　2回目の裁判、東神奈川の地裁、隣にタイムズがあるので車でのアクセスも便利♪さて、今日は1号法廷、ＴＶで見るような本物（？）の法廷である。1号法廷の扉を開けると裁判中のようで、傍聴席は9割り埋まっていた。「いけない、いけない。裁判中だった！」会議中の部屋を不用意に開けてしまった感覚で、反射的にサッと閉めて、終わるまで待つことにした。が、自分の番まで5分もないのに・・・？終わって出てくる気配がまるでない。ちょうど司法委員が出てきたので、尋ねてみた。「11：00から裁判の～」「それなら、中で待ってて、」（あ、入っててもいいんだ、、、）傍聴席に座って、目の前で行われている裁判を見ながら待っていると、自分の誤解に気がついた。この辺に座っている人は傍聴者じゃない、皆これから始まる裁判の原告被告なのだ。私と同じように順番待ちをしているのだ。１つの裁判が終わると、傍聴席から次の関係者が原告被告席へ進んで裁判スタート。私の予定開始時刻11時はとうに過ぎているが、次から次へと、終わっては始まる。しっかし、世の中なんとお金がらみの裁判が多いことか。テレビCMでは 「あなたにあった計画」 がどうのこうの言っている著名な消費者金融プ○○スやア○○ルの人もいた。プ○○スの方は原告席に座っていた次の裁判では被告席に座っていた。訴えたり、訴えられたりしている訳だ・・・。和解の為に別室へ移ったり、大忙し。ア○○ルの方は裁判長に叱られていた。あの穏やかそうな裁判長が声を荒げている・・・。自分の裁判前にこういうのは嫌な感じだ。裁判長の心証が大事なのでなるべく機嫌（？）は良い方向でいて欲しい・・・。このアイ○○の方、何をやって怒られているのだろうかと思ったら、和解に向けて話し合いをしているのに、相手の口座を差し押さえしようとしたとか。詳しくは分からないが、そういうのはルール違反らしく、裁判長はかなりご立腹のようだ。7～8組の裁判が終わっただろうか、ようやく自分の番がきた！ドキドキしながら原告席へ、被告席には相手方の弁護士。イメージ図本物の裁判だ、ハロ★

  2010/02/28

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• ペット可物件の敷金返還戦記 27 裁判前日 (10/28)

  裁判前日、運悪く偏頭痛に・・・ 風邪？疲労？ ギリキリとした頭痛に襲われ、 明日の裁判の考えをなかなかまとめられない・・・。が、そんな事言ってても、裁判は待ってくれないのでまとめた。【1】特約に関して特約の有無に関わらず6年6ヶ月間という長期に渡って居住していたことを考慮して欲しい。契約時に全面張替えを条件としているとあるが、契約時に特約に関する細かい取り決めの説明は無かった。赤文字や太文字などで強調されて記載されていた事もなく、費用負担の内容が具体的に記載されてもいなかった。説明も２行ほどでさらりと流された印象がある。⇒　説明不十分であった。 クロス張替えの範囲も「ペット飼育」に起因するにも関わらず、洗面所・トイレ・キッチン・納戸（物置）・３階など、一般的に飼育に適している部屋と言えないようなエリアも含まれていることに疑問を感じる。 ペットの飼育をすることにより賃料を高価に設定していたものではない、とあるがインターネットで検索して相場を比較してみると、検索条件　9月15日　YAHOO検索　青葉区　駅徒歩7分以内　2LDK　その中から本物件に近しい築年数10～16年で平均家賃をみると10.78万円であり、当物件は平均相場の約2割り増しで最も高い賃料設定になっている。これはペット可という「ウリ」や、その使用によって生じる損耗、通常汚損もカバーするように設定された賃料であると考える。 【2】費用の内訳ルームクリーニングとクロスの見積もりに関して　質問・何社から見積もりをとったのか？・いつ頃見積もりを取ったのか？・それぞれ割り増しの請求になっているのは何故？ 【クロス張替え費用に関して】少なくとも自然消耗、経過年数分については賃借人の負担から除かれるのが相当ではないのか。クロスの耐用年数も、一般的には長くみても7年程度である。6年6ヶ月の経過年数を考えれば減価償却残存価値分10％の負担が相当だと考える。 【ルームクリーニング費用に関して】しっかりとした清掃は行い退居した。飼育動物もチワワという世界最小の犬種である特性を考えると、臭いや抜け毛による影響がどれほどのものであったか？ペット飼育による臭いや抜け毛関するクリーニングならばクロスの張替えで実質的な効果を代替され得られるものではないか？ 【まとめ】・特約は明確性、具体性に欠き、賃借人にとって公平性を欠いた内容となっている・クロス張替え、ルームクリーニングの見積もり費用に割り増し請求があり、不当な要求となっていると、屁理屈（ｗ）も織り交ぜてまとめたが、目的はあくまで敷金返還。必要以上に争って、必要以上の時間も費用もコレ以上はかけたくないところ。ある程度のラインで決めたい。『法人契約』も突かれると怖いし、一応の【法人契約対策】としては、、、一般的に法人契約の場合、契約者は法人（会社）で保証人が代表取締役という形態になる。契約者　株式会社　○○○保証人　代表取締役　○○○ところが本件の場合は契約者が代表取締役である私で、その保証人が親族になっている。法人契約とは名ばかりで、その実質は『子の契約を親が保証する個人契約』ではないのか？という感じの屁理屈で・・・ｗ後はでたとこ勝負！その判断は裁判官次第。ハロ★

  2010/02/27

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• ペット可物件の敷金返還戦記 26 最後の打ち合わせ (10/27)

  2回目の裁判を明後日に控えて、敷金返還コンサルタントＨ社と電話で最後の打ち合わせ！ 準備書面にあったように特約を強調してくると思うので、 ●特約自体は認める、けれども、6年6ヶ月済んでいた原価償却分を考慮してもらう ●契約時には特約の内容まで深く理解できるほどの説明は無かった と切り返して行きましょう。 という感じ。 おぉ！ 初めてコンサルタントらしく役立つ方向性を示してくれたような気がする（ｗ）それでも、法人契約を突っつかれる恐れもあるので、一応の心の準備はしておこう。ハロ★

  2010/02/18

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  ペット可物件の敷金返還戦記 25 それにしても・・・ (10/26)

  前回の『内装見積水増し請求疑惑』は一旦おいていて、裁判まで3日と迫った大事な時期、本筋に戻って被告側から届いた書面を読みこんでいく。こちらとしては、特約の有効性を崩したいところなので、やや意地悪な見かたをして進めていく。▼契約時に交わされた『重要事項説明書』備考に「クロス全面貼替が契約の条件」とあった。・その費用が明記されていない。・範囲は「全面」とあるが、ペット飼育に起因するクロス貼替にも関わらず、洗面所、トイレ、キッチン、　納戸（物置）など一般的にペットの飼育に適しているとは言えないエリアも含まれている。　もっとも、万が一、私が物置やトイレでペットを飼うような人間だったら、やむを得ない条項だが・・・ありえない。特約の存在をいい事に「全部負担させてしまおう♪」という魂胆が見えるような・・・？▼準備書面より・「～～していたものではないし、」とるが、近隣の家賃相場より20％程高く設定されていたのは事実で、それをどう判断するのかは裁判所次第なところだ。・「被告に直接収益をもたらすものではなく、暴利性はない」謎の水増し請求をしておきながら・・・盗○タケダケしいとはこの事か！？そもそも↑こんな文言いるのだろうか？わざわざ「身の潔白をアピールする」ような文言？読み進めるとこんな事が書いてあった、「行った」　つまり過去完了系、クロスの張替はもう済んでいて、費用は26万チョットかかりました。という訳なのだが、おかしいな？最初に請求された金額は30万円だったハズ。管理会社の行動を時系列で表すと、【1】借主、退去しました　　　　↓【2】クロス張替えました、26万円かかりました。　　　　↓【3】26万だったけど、30万円借主に請求しました。　　（ついでにルームクリーニングも5割増しで請求です）　　　　　　↓【4】裁判起こされちゃいました、やっぱり26万円の請求です　　（直接収益を狙っていた訳ではありません、暴利性はありません！）になるんじゃないの～？（あくまで個人的な感想です）還してもらえる金額が増えている（ｗ）最初の見積書だと、敷金の残金2万円＋過払い家賃105000円の合計12万円くらいだったのだが、約2倍の23万円増えている。一貫性が無い。特約の内容も明確性、具体性に欠き、賃借人にとって公平性を欠いた内容となっている。という方向性でいこう。不安な点としては、やはり「法人契約」。被告からの準備書面では法人契約にまったく触れていないので、とりあえず安心だが、、、ハロ★

  2010/02/05

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  ペット可物件の敷金返還戦記 24 取れるか？請求書の裏 (10/26)

  前述した水増し請求疑惑（個人的な意見です）のある敷金清算書。このような事が行われていると、絡んでいる内装業者も気になるところ。本当にまっとうな会社なのか？管理会社KKが倒産or休眠会社の名義を使って、でっち上げの請求書を作ったのではないのか？（疑ってかかればキリが無いのだが・・・）クロス張替業者『有限会社ＡＩ』　と　ルームクリーニング業者『有限会社ＥＭＳ』、これらはどんな会社なのか？（本当に実在するのか？）ざっくりチェックしてみた。　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・※ルームクリーニング業者『有限会社ＥＭＳ』ホームページは無かったが、とある個人さんのブログにヒットして、この業者を利用した事や担当者の名前まで綴られていた。仕事は丁寧で感動したとの良い評判が書かれている。社名、担当者名、事業内容など清算書の内容と一致していたので、まっとうな実在する会社さんなのだろうと解釈する。問題はコッチだ、、、※クロス張替業者『有限会社ＡＩ』ホームページは無かった。タウンページのような地域の情報サイトに掲載されてたが、業種が「家電・パソコンショップ」になっている。家電？パソコンショップ？　　いや、内装業でしょ・・・？住所も電話番号も一致している。それ以上は何も出てこないので、思い切って直接電話してみた。・・・ルルルル、ルルルル、呼び出し音が何回か繰り返され、（今日は定休日なのかな？）と思ったタイミングで、「はい、、、」　　とフツーに女性の声。？予想していた展開と異なった。通常、こういったお店なり会社に電話した場合、「お電話ありがとうございます！○○です」とか「御待たせいたしました、有限会社○○の○○です」といった、名のりがあると思っていたので、フツーの「はい、、、」に一瞬面食らってしまった。・・・・、相手が名乗らないので確認の為、「有限会社○○さんでしょうか？」と尋ねると、そうです、との事。「内装の見積もりの件でお電話差し上げました、担当の○○さんいらっしゃいますか？」「仕事に出ております、、、」仕事に出ているって・・・。「○○は外出ております」とか「席を外しております」とか言い方あるのでは？他にも噛み合わない会話があり、まるで個人宅に電話をしたような印象だ。百歩譲って、小さな個人経営の会社なら、自宅が本社ということもあるだろう、社員というより、旦那さんが留守中の奥さんのような対応だった。どちらにしても担当者不在の為、これ以上の進展は無かった。怪しい？・・・しかしながら、これ以上調べてみたところで、裁判に活かせるとは思えなかった。疑ってかかれば、管理会社ＫＫは、『ペット同居のクロス全面張替の特約をとってあることをいい事に、業者と結託してリフォーム代金を水増し請求してきた』とも考えられるのだが、それを証明する手立ては無いし、時間も無い。それに案外、こんなに金額的な誤差が生じているにも関わらず敷金返還コンサルタントＨ社がコレについて触れてこないのも、管理会社KKが証拠書面として裁判所にシレ～と提出してきたのも、『突っ込まれても痛くも痒くもない点』だからなのかもしれない。躍起になって糾弾したところで、「間違えました、訂正します」の一言で片付けられてしまうのかもしれない。本来の目的は「妥当な敷金返還」であって、「じっちゃんの名に掛けて！」のような名推理を働かせ、悪意を追求することではなかった。裁判に向けて、本筋に戻ろう。ハロ★

  2010/01/25

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  ペット可物件の敷金返還戦記 23 コレって水増し請求？ (10/26)

  やっぱり府に落ちない点がある、『クロス貼替』 と 『ルームクリーニング』 の 請求金額 だ。5月16日に管理会社より届いた敷金清算書（5/14作成）によれば、クロス貼替　壁:239800 ＋ 天井:64300 ＋ ゴミ処理：5600 ＝ 309700円なのだが、１回目の裁判の後に届いた、クロス業者『有限会社ＡＩ』作成の詳しい内容の見積書（5/8作成）によると260,169円・・・　え？　安くなっている。いや、違う。シンプルに受け止めると5月8日　クロス業者ＡＩ見積金額　260,169円　　　　　　　↓5月14日　管理会社ＫＫの清算書　309,700円　　　　　　　↓5月16日　私にきた請求書　309,700円管理会社ＫＫを通すと、請求金額が20％割り増しになるようだ。次に　ルームクリーニング　について5月16日に管理会社より届いた敷金清算書（5/14作成）によれば、98,400円 の請求だったが、１回目の裁判の後に届いた、清掃業者『有限会社ＥＭＳ』作成の詳しい内容の見積書（5/14作成）によると63,000円・・・え？　安くなっている？（しかも、2LDK のはずが、3LDK と広くなっているのに安くなっている）いや、違う。シンプルに受け止めると5月14日　清掃業者ＥＭＳ見積金額　63,000円　　　　　　　↓5月14日　管理会社ＫＫの清算書　98,400円　　　　　　　↓5月16日　私にきた請求書　98,400円管理会社ＫＫを通すと、請求金額が55％割り増しになるようだ。ナニコレ？管理会社ＫＫというフィルターを通すと、何故か請求金額がハネ上がっているのは一目瞭然。書類を作る際のケアレスミス？裁判所に提出されたオフィシャルな書類にそんな事があるワケがない。単純に、意図的に行われた水増し請求じゃないの？と勘繰ってみる。不当な行為じゃないの？怪し過ぎる・・・（あくまで個人的ナ感想です）ハロ★

  2010/01/12

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  ペット可物件の敷金返還戦記 22 ようやく届いた (10/25)

  被告側からようやく書類が届いた。内容はともかく、せめて 「裁判当日より1週間以上前に」 という提出期限のようなものは守ってもらいたいものだ・・・内容は予想よりも盛りだくさんにあった。前回、裁判官に指摘されていた「ちゃんとした見積書」も入っている。7年前の契約時のものも数点あり、「あ～、そういえばこんな書面あったな～」と懐かしい（ｗ）そして、ラッキーだった。最も危惧していた「法人契約責め」が無かったのだ。ざっくり読む限り「特約の有効性」を訴えているだけで、文体もネット上に溢れている定型文に当てはめているだけのもので、平凡に感じた。「特約が有効ではない」事を立証できれば、勝てるのかな♪自分で思っていたほどに、『法人契約』って争点にならないのかもしれない。「 ？ ？ ？ 」と感じた点としては、見積もり金額が減っているのだ。「クロスの全面張替え」と「ルームクリーニング」が最初の請求よりもかなり減額されている。何故？まあ、裁判当日まで時間もないので、届いた書面を丸ごと敷金返還コンサルタントＨ社にＦＡＸ。その返答、「契約時、特約についての詳しい説明は無く、内容まで深く理解した上ではなかった」「特約の存在は認めるが、7年近く住んでいた減価償却分を考慮して欲しい」という方向で行きましょう、とのことだった。「特約の有効性責め返し」でいこう。見積もり請求額の変化については何も触れてこなかったが、放置して良い件なのだろうか？2回目の裁判までもう少し。書類を読みこんで、それぞれに対策を考えておこう、ハロ★

  2010/01/09

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• ペット可物件の敷金返還戦記 21 スルー？ (10/23)

  10月23日、2回目の裁判日10/29まで1週間をきったが、前例通りに（？）被告側（家主Ｍ）から『準備書面』が来ない。一応、敷金返還コンサルタントＨ社にメールで相談。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 　　29日の法廷まで1週間きりました、　　先方からの答弁書のようなものは未だ届いておりません。　　相手方はどのような切り口で攻めてくるのでしょうか？　　私は「法人契約」を突いてくるかな、と思っております。　　他にも何かありますでしょうか？- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - その返答↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 　こんにちは、敷金返還コンサルタントＨ社です。　相手方から未だに答弁書の提出がないとの事ですが、　今回の口頭弁論当日に提出してくる可能性はあります。　この場合であれば、当日にこちら側の主張するポイントについて　確認の意味も含め、前日に打合せを行いたいと思います。　また、弁論日の１～２日前に御社の手元に答弁書が届くことも考えられ　ますが対応は同じく、相手方の主張に対しての打合せをします。　相手方から何かしらのアクションがあれが、すぐにご連絡頂ければと　思います。また、こちらからも日を追ってご連絡致します。　それでは、よろしくお願いします。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - アレ？「法人契約対策」は？なんだか前回のメールの写しを見ているようで、得るものは無かった。ある意味、こちらのメールは届いていないのかもしれない・・・（ｗ）書類を待ちつつ自分で対策を練るか～。ハロ★

  2010/01/05

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• ペット可物件の敷金返還戦記 20 法人契約 (10/15)

  「法人契約」の場合の判例が見つからない・・・。敷金トラブル系サイトに、法人契約の場合の敷金返還についての注意書きはあった。　　　- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -　　基本的に敷金などの返還請求は可能ですが、消費者契約法の　　適用や特約条項などの注意が必要ですので一度ご相談下さい。　　　- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -グレーゾーンって訳ですな・・・。『法人契約の場合は依頼を受けない』というサイトもあった。雲行きが悪い・・・消費者契約法 → サイン捺印した契約済みのものでも、消費者に一方的に不利なものは取り消せる。でも、この消費者契約法は一般的な消費者、個人に適用され、　法人はその範囲に入るのかが微妙・・・？最悪のケースとしては法人契約　↓　契約書に基づいて法人（会社）同士が結んだ契約を 後になってから難クセつけるのは経済活動の妨げでしかない　↓　消費者契約法不適用　↓　契約書の内容（特約）が有効　↓　敗訴・・・Noぉぉぉぉ～～　(ﾟﾛﾟ屮)屮負ける？・・・これはなんとか対策を、、でも、調べても判例が無さ過ぎる・・・。ハロ★

  2009/12/30

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• ペット可物件の敷金返還戦記 19 マズイね、 (9/19)

  裁判初日から2日後の9月19日、日本武道館へ某アーティストのライブに友人と来ている（ｗ） 友人は普通のサラリーマンだが、その仕事柄から私よりはるかに法務に詳しい。 裁判の経過を話すと共に「法人契約」について少し触れてみると、 「そりゃ、マズイね～」　という感じだった。 やはり「法人契約」ってのはコチラに有利なものではないようだ。 ハロ★

  2009/12/29

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• ペット可物件の敷金返還戦記 18 裁判初日終わって (9/17)

  裁判初日が終わり、一息ついたところで敷金返還コンサルタントＨ社から電話がきた、 今日の和解決裂を伝えると、少し驚いたようだった。 私としては想定内な結果だったが、、、 次の裁判に向けて、被告側から資料が届いたら送ることとなった。 さて、 初の「裁判」を経験した訳だが、今までのイメージとは随分異なっていた。 もっともTVで放送されるのは世間的にも関心の高い刑事事件だから、 本件のような小さい敷金系民事はこんなものなのだろう。 ほとんど発言する必要もなく、ＶＳ弁護士のような白熱（？）のシーンもなく、専門用語も全く要らない。 敷金訴訟の「公式」に当てはめていくだけな感じ、『誰にでもできる』裁判だった。 勝てそうなのか？負けそうなのか？その手ごたえみたいなものもサッパリ分からん・・・。 しかしながら、「法人契約」ってキーワードが気にかかる・・・。 次は 10月29日（木）　また１ヶ月以上先。 「裁判は時間がかかる」というが、待ち時間が異常に長い故 な気がする。（それだけコマゴマと小さな事件が多いのだろう） 被告側からの準備書面待ちで、ターンエンド。 ハロ★

  2009/12/28

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  ペット可物件の敷金返還戦記 17 裁判当日 (9/17)

  裁判当日！4月8日 に 退去した借家の敷金トラブルは9月17日 とうとう舞台を法廷に移した案内された『第2号法廷』被告側の弁護士も現れた。20代後半～30代の男性、中肉中背の普通といえば普通の男性。スーツのサイズがやや大きくダブついているので、ピシっと締まっている印象は無かった。裁判官の方々も現れ室内へ、ＴＶで見るような黒衣ではなく、ノータイのシャツにスラックスといった普通の服だった。第2号法廷は「法廷」というより「会議室」。円卓を囲んで席に着く。話し合いが始まった。（ここからは物事の順番が逆だったり、何か抜けているかもしれません、なにせ緊張しまくっていたので、記憶が定かでない部分もあります）裁判官が話を進めていくが、大体の内容は訴状通りなので、目新しい事はなく再確認といったところ。敷金がらみの訴訟なんて山ほどあるのだろう、慣れた感じでスーっと進んでいく。「何を飼っていたの？」「何年くらい住んでいたの？」など、確認程度の会話はあった。大体の概要が終わったところで、裁判官が弁護士に確認をとった。裁「過払い家賃が10.5万円になっているけど、これは11万円だよね？何で？」弁「え～、計算ミスです・・・」裁「これは還すんだよね？11万円。争点から外していいんだよね？」弁「はい、、」この弁護士が計算ミスした訳ではないのだが、依頼人のミスを自分の事のようにつつかれるのは面白くはないのだろう。11万円の返還は確約されました・・・ってか、敷金ではない単なる『過払い家賃』なんだから、こんなゴタゴタになる前に 「これはこれ」で返金してくれたって良かったものだと思うのだが、振込み手数料ケチったのか？あわよくば敷金もろともチョーダイするつもりだったのか？裁「和解の意思はありますか？」原告、被告ともに「あります」この流れは予定通り。基本的には 和解 で終わるのが原告、被告、裁判官も「楽」なのだ。裁「じゃ、あとは・・・・」司法委員の方（60代くらいのおじい様という感じ）とゴニョゴニョと話して、裁判官は退廷。残った、司法委員のおじい様と私（原告）、弁護士（被告代理）で進めていく。まずはそれぞれの和解に向けての個別面談がスタート、一方が法廷内で司法委員と話している間、一方は外のソファで待機。先行は弁護士から、私はソファへ。今までのことや、裁判のことを悶々と考えながら待ち、15分くらい経って弁護士がでてきた。和解の金額を告げて終わり、程度に考えていたのだが、その割には長いような気がした。私の番だ。司法委員のおじい様と話し合い。司「どのくらいの金額で和解を考えている？」私「36万円ですね」（ざっくりだが、預けた敷金45万円のうち2割を引いた額。現状回復費用として2割負担が妥協点かな～）私「敷金36万円＋過払い家賃11万円＝47万円の返還なら、、、」司法委員の表情は曇っていた、司「向こうがね（家主Mが）、あまり（お金を）出したがらないようなんだよ、、、」司「敷金の半分は欲しいような事を、、、」半額！？って22.5万円思わず、吹き苦笑いしてしまった・・・。（強気な金額だな～）う～ん・・・、10万円以上の開きがある。司「あまりに開きがあるから難しいかな、、、」私「はい、無理ですね」　（ホントに無理だ）司「２、３万の差なら和解しやすいんだけどね、、、（裁判を）継続だね」司法委員のおじい様は 原告と被告の言い分に板ばさみで「まいったな～」というようなオーラを発している。司「でも法人契約だからね、ある程度のところで決めておかないと、」？　！　？　！　「ホージンケイヤクだから？」知らない単語が出てきた、いや、単語は知っているけど、こういったケースで引用される場合の意味が分からない。でも、話の流れから「分からない」とは言えなくて、「そうですね、、、」　と、さも分かっているかのような受け答えをしてしまった・・・嫌～な予感がした。裁判官が部屋に戻ってきた、裁「それでは継続ということで、」裁判官が弁護士に矛先を向けた、裁「弁護人、敷金清算書が大雑把すぎる。業者の取った明細、見積もりはないの？」弁「あ、え～、あると思います」裁「次回までに、準備書面と一緒に用意してください」言われてみれば、確かに大雑把だ・・・合計金額に気を取られて気付かなかった。ってか、「ある」なら なんでそれを送ってこない？持って来ない？ 裁「更新料は取っていたの？」弁「あ、え～、取っていたと思います」何の確認か分からないけど、更新料にも触れていた。裁「準備書面は1週間前には提出してください。」弁「あ、はい。」裁「それでは、次回は、、、」皆の都合を合わせ次回の日程（10月29日）を決めて、閉廷。約1時間、人生初の裁判は終わった。ハロ★

  2009/12/27

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• ペット可物件の敷金返還戦記 16 打ち合わせ？ (9/16)

  裁判前日、敷金返還コンサルタントＨ社の担当さんと電話で打ち合わせ。サッカー日本代表風にいえば、試合前日の作戦会議。マスコミをシャットアウトしての非公開練習、入念にセットプレーの確認。くらいに思っていたのだが、「和解金額を考えておいてください」ほとんどその1点のみの内容だった。妥協できるある程度の金額を考えておき、提示された額により、YES or NO を言える様に。・・・分かりました考えておきます。　　　それだけかぃ（ｗ）？ハロ★

  2009/12/26

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  ペット可物件の敷金返還戦記 15 続・勉強中 (9/13)

  続きです、調べていると、『ガイドライン』と同じくらいの頻度で登場するようになった、『消費者契約法』『消費者契約法第10条』--------------------------------------------------------------------民法、商法その他の法律の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比し、消費者の権利を制限し、又は消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、民法第一条第二項に規定する基本原則に反して消費者の利益を一方的に害するものは、無効とする。-------------------------------------------------------------------------------------------つまり、例え契約書にサイン＆捺印していても、消費者に一方的に不利な内容は無効だということ。だいたい契約書なんて重要な所ほど小さい文字でビッシリ書かれていたり、とてもその場で読破できない文章量があったり、流れ作業でトントン進められて内容を理解したとはいい難い状態で「はい、サインと印鑑をここに、」で終わっていたりする。後で吟味すると家主に有利と言わざるを得ない内容。日本の不動産業界は何故か貸主の方が圧倒的に強い立場にある、敷金礼金の習慣やら、「貸してやっている」であって、「借りて頂いている」とはあまり聞かない。そういった事から立場の弱い消費者を守ろうというものだ。結んでしまった過去の契約もふりだしに戻せる可能性がある♪余談だが、これはペット業界にも当てはまる。生体（犬や猫、小動物など）を購入するときに交わす販売契約書。小難しい専門用語に隠されているが、その実は「先天的な疾患があっても知りません、何が起こっても責任は買主（飼い主）にあります」というものが多々ある。販売後、病気が露見したり、何らかの先天的な要因で亡くなってしまったりなど、トラブルが起こると販売側は「契約書に書いてある」で処理方針をゴリ押するが、これは『消費者契約法』により無効と言えるのだ。（無効とまでもいかなくても、最大限の譲歩を引き出せる可能性がある）むしろ、販売側には瑕疵担保責任（かしたんぽせきにん）があるので、買主は契約の解除（返金）、または損害賠償の請求が出来るケースがある。ペットを迎えて、不幸にもこのようなケースに合ってしまったら、泣き寝入りしないで弁護士やペット110番に相談してみましょう。詳しくはまたの機会にでも、話を戻して、資料として家賃の相場も調べておいた。Yahoo不動産で、「間取り、築年数、駅徒歩○分」など共通の条件で絞り込むと、（これは現在の相場であるので7年前のデータとは言えないけど、雰囲気を掴んでおく為に）平均家賃 10.8万円　住んでいたところは13万円　と　平均より約２０％増し＆一番高額の家賃だ。その差はペット可と駐車場付によるものだと、容易に推測できる。そして「特約」私の契約書にはペットを飼うにあたっての特約「クロス全面張替え」があるが、これが有効なのか否かは？「かなり厳密でないと有効ではない」特約の有効性ガイドラインでは、特約の成立要件の為の「特別の事情」が認められるための要件として、次の3点を挙げている。 １・特約の必要性があり、かつ、暴利的でないなどの客観的、合理的理由が存在すること ２・賃借人が特約によって通常の原状回復義務を超えた修繕等の義務を負うことについて認識していること ３・賃借人が特約による義務負担の意思表示をしていること この辺の線引きは裁判所の判断になるのだろうが、特約に関しては　具体的に「○○円くらいになります」といった、負担費用を説明されていた訳ではない事をアピールしていこう。裁判までもう少し、、、ハロ★

  2009/12/25

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  ペット可物件の敷金返還戦記 14 勉強中 (9/13)

  相手側に弁護士が出てきたことで、俄然やる気が出てきた（ｗ）加えて、敷金返還コンサルタントＨ社は「被告が弁護士を立てた → 和解or勝訴が濃厚」とタカをくくっているように感じてしまい、イマイチ頼りない。自分である程度の知識は準備しておくことにした、幸い決戦当日まで時間はまだまだある。『敷金、訴訟、判例、判決、ペット』などで検索すると色々資料がでてくる。そういったものをプリントアウトしてはマーカーでチェック＆ファイリング♪試験勉強のようだ（ｗ）▼偶然にも同じチワワを飼育している方の判決例http://www.kamisama-tasukete.com/archive/shikikinhenkan.htm50万円もの原状回復費用を請求されてる・・・、上には上がいるもんだ。判決は6万円の負担で勝訴。判決文より、私のケースでも有効そうな文言を抜粋『ペット可ということで，賃料を近隣の賃貸マンションの賃料相場より高く設定しているのであれば，ペットの飼育を認めることによる負担は賃料に含まれているとの解釈も可能かもしれない』『特約事項３項の合意の効力を検討すると，「室内のリフォーム」については，何らの限定もなく賃借人が室内のリフォームの費用を負担するという合意は，室内のリフォームは大規模な修繕になることからすると，借地借家法の趣旨等に照らして無効といわざるをえず』『殆ど飼育用のゲージ内で飼育していたとしても，臭いの付着や毛の残存，衛生の問題から室内を消毒する必要性のあることが認められる。被告から消毒費用としての具体的な主張立証はないものの，室内クリーニングによって，実質的に消毒的な効果が代替され得るものと思われるし』▼猫5匹を飼育していた方の判決例http://www.kamisama-tasukete.com/archive/shikikinhenkan2.htm私は猫を飼育していた事もあり（多い時で3匹の多頭飼い）、チワワと比較すると、糞尿の臭いも、抜け毛も、爪とぎなどによる家へのダメージも猫の方がキツかったと思う。その猫が5匹もいたのに、5.5万円の負担でほぼ勝訴。『原告が「猫を５匹飼育していたので、請求書のうち「洋間壁クロス張替え工事３万７７００円」及び「室内脱臭処理１万５０００円」を負担する以外に、これを認めるに足りる証拠はない』▼ハウスクリーニングをめぐる判決http://www.j2t.jp/article/13170065.html『クリーニング費用の負担についての条項には，単に「・・借主負担とし・・」とする合意があるが，どういう条件のもとで，費用がどのくらいかかるかも不明な内容の契約であるから，明確性に欠け，賃借人に著しく不合理なもので合理性がないと言わざるを得ない。よって貸主負担とするとした』『通常の使用によって生ずる損耗・汚損（通常損耗）は本来家賃でカバーされているものといわれている』『５年３か月もの賃貸期間を経て，なお，次の入居者を確保する目的で行う設備の交換，化粧直しなどのリフォームを賃借人に負担させるというものであるから，ガイドラインの基準を大きく超えるもので，賃借人に著しく不利益となるもので合理性がない　といわざるを得ないことを指摘したい』『そうすると，被告が本件のいわゆる原状回復費用の請求根拠としている前記各条項が，賃借人に特別の負担義務を定めた，いわゆる特約条項として特段の意味を持たないから，前記契約の効力について検討するまでもないこととなる』ひたすら文字だらけで長くなってしまうので、後半へつづくハロ★

  2009/12/25

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  ペット可物件の敷金返還戦記 13 通常訴訟に移行！ (9/12)

  裁判当時の1週間前に、やっと届いた答弁書。家主Ｍからと思いきや、目に飛び込んでくる『弁護士』の名前ヒィィーー　(ﾟдﾟlll)通常訴訟に切り替えてきた。　ガチの裁判やりましょう！ってことですね、答弁書の内容といえば、ペラっと2枚に渡って「認める」「認めない」「争う」などあるが、よく分からない（？）内容だった。最後は、「おって主張する」って（ｗ）　「今しろよ」っツッコミたくなる。　そんなのもアリなんだ？『答弁書』ってもっと理屈っぽく「で、あるからして、なんたら～、かんたら～」と書いてあると思っていたが、割と薄～いものだった。敷金返還コンサルタントＨ社に連絡＆答弁書をＦＡＸ。その返答↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓---------------------------------------------------------答弁書拝見致しました。弁護士が委任した様ですので、通常訴訟に移行しましたとの通知が裁判所より届くか、電話連絡等で来る可能性があります。今回は具体的な反論内容が無いですので、期日当日か直前に提出して来ると思いますので、今月17日の期日に裁判官より「この部分について次回期日までに反論書を作成し提出して下さい。」等の指示があると思います。但し、弁護士が委任した場合は当日にこの位で和解しましょう、と持ちかけて来る場合が多く、一回で終わる場合が殆どです。これは、弁護士からすると正直この様な法律を争うものではなく、判例として定着した内容を覆すのに労力がいるからです。プロックスが出廷するよりもやり易いですので、ご安心下さい。---------------------------------------------------------そして、「裁判前に電話で打ち合わせしましょう」とあった。最後の『プロックスが出廷～』は家主Ｍと間違えたそうだ。（このＨ社はケアレスミスが多い気がする・・・。）かいつまむと「 被告が弁護士を立ててきた事は、私（原告）にとってプラスになる 」ということだ。裁判所からも通常訴訟に移行したとの通知書が届いた。これで一発勝負の少額訴訟 → 数回戦の通常訴訟 へ、 VS 家主Ｍ →　VS 弁護士 へ、となった訳です。はぁ～・・・俄然楽しくなってきた♪『裁判』への漠然とした不安はあるが、それは少額訴訟でも通常訴訟でも同じこと。どうせ同じなら、1回で終わってしまう少額よりも通常の方が得られるものが多そうだ。何もしなかったら3万円くらいしか戻ってこない敷金、あがくだけ足掻いて、やれるところまでやってみた方が良いにキマっている。法律のプロの胸を借りるつもりで、裁判まで1週間！ハロ★

  2009/12/24

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• ペット可物件の敷金返還戦記 12 なかなか来ない・・・ (8/26)

  家主Ｍから『答弁書』が来ない。アレから3週間くらい経ったのだが、音沙汰なしなので、コンサルタントＨ社に一応相談したところ、どうやら答弁書の提出期限は裁判当日より1週間くらい前、『9月10日頃まで』らしい。あと2週間以内というところだ。こちらとしては早く目を通して反論書を作りたいところなのだが、被告側もそうこちらの都合の良い通りには動いてくれない。連絡ついでにといってはナンだが、『敷金返還訴訟の被告（家主Ｍ）側の心理』について尋ねてみた。・内容証明を送っても、何らかの譲歩らしき返答がなかったのは「契約書があるので、裁判になっても絶対負けない」という自信の裏返しなのか？・または「ゴネていれば途中で諦めるだろう」と思っていたのか？それに対する敷金返還コンサルタントＨ社の回答を抜粋↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓------------------------------------------------------------------------------本件は家主Ｍさんは事情を全く知らず、管理会社であるＫＫの判断で行っているものと思います。管理会社の対応の仕方としては、大まかに分けて２通りがあります。１つ目は賃貸人に迷惑が掛からない様に処理しようとし、多少強引な主張も通ってしまう場合です。これは、賃貸人に「この会社に任せる事は不安」と思われて、管理契約等を打ち切られてしまう事を避ける為であり地主さんや物件を多数所有している方の場合に多いです。２つ目は自社の精算方法が適正であると主張する場合で、長年営業している会社や、大手業者に多いです。これは、扱っている物件が多数有、この様な訴訟で返還せよと言う形で終わっても、「相手が悪かった」「裁判所の担当が悪かった」等で賃貸人へ言い訳出来るからです。文句も言わず請求通り払った方が大多数の為です。あとは顧問弁護士と契約しており、トラブルは全てそちらで処理するから等の場合もありますが、今回も弁護士が相手になった場合の方が御社にとっては有利になります。なぜかと申しますと、弁護士の場合はこの様は法律関係があまり絡まず、和解を前提としたものは結果がどの様になるかを当然に知っており、代弁出来る範囲が限られておりますので、結果を求めるよりも早期解決を目指すからです。------------------------------------------------------------------------------チョット、期待した返答では無かった・・・OTL訴訟相手を管理会社ＫＫと未だに思っているかのような内容？家主Ｍが管理会社ＫＫの対応を知ろうが知るまいが、訴えられてしまった以上なんらかの対応をしてくるはずで、それがどんなものなのかを予想したかったのだが、分かったような分からないような内容だった。少額訴訟では「とりあえず 和解 に向けて話し合い」という流れは色々な敷金返還系サイトを見ていて分かっているが、弁護士が出てくると・・・。弁護士 ＝ 裁判のプロ　→　素人のこちらは不利（敗訴 or 不利な条件で和解）になるのでは？　時代劇でいう「せんせぃ、お願いしやす！」で、現れる強面の用心棒のイメージ。　う～ん、怖い・・・　少額訴訟で弁護士を立てていては費用対効果が悪いので、当事者同士の出廷になるのが一般的だとは思うのだが、相手の出方はどうも予想できない。とりあえず、答弁書到着まで待機。ハロ★

  2009/12/20

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  ペット可物件の敷金返還戦記 11 日程決定 (8/2)

  裁判の日程が決定、 裁判所より呼び出し状が届いた。 原告であるコチラも呼び出される形になるのはチト違和感があるが、（こちらとしては被告を呼び出した側のつもりなので）そんなことはどうでもいい（ｗ） Ｘデーは9月17日木曜日、幸い？私の休みの日なので仕事に余計な穴をあけずに行けそうだ。一発勝負の少額訴訟！決戦の木曜日な訳です1ヶ月半くらい先、けっこう間が空くものなんですな・・・。 日程を敷金返還コンサルタントＨ社に連絡、 今後の流れとしては 家主Ｍよりこちらの申し立てに対する『答弁書』が裁判所に提出され、裁判所から私に届くらしい。届いたらさらに敷金返還コンサルタントＨ社に送り、反論書を作成。 そして裁判当日を迎えるらしい。ハロ★

  2009/12/15

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  ペット可物件の敷金返還戦記 10 少額訴訟の訴状提出 (7/29)

  再び法務局。管理会社ＫＫの登記も終わっていたようで、スムーズに登記簿謄本をゲット。ついでに別の仕事に必要な弊社の謄本も1部取得。なんだかんだで「訴訟しましょう！」の6月30日から1ヶ月も経ってしまった。その足で東神奈川の『神奈川簡易裁判所』へ。TIMESが隣接しているので、車でのアクセスも快適だった♪初めての裁判所！！『簡易』が付くせいか、TVで見ている『裁判所』のイメージよりもコンパクトで普通といえば普通の建物。でも独特の緊張感がある・・・。相談カードをに記入して、カウンターへ。担当してくれたのは女性の職員さんだった、「小額訴訟をお願いしたいのですが、」「訴訟ですか？」『相談』じゃなくて、いきなり『訴訟』でいいの？的なニュアンスだったが、2部ずつコピーした必要書類を出していくと「あ、もう用意は出来ているのですね。じゃあこちらの書類に記入してください、」トントン拍子に進んでいった。まずは『請求の趣旨』用紙から被告は原告に対して○○円払え。その原因は○○により云々～といった感じの用紙だ。内容は前述の通り、それを書面に記した。先方に預けている金額：敷金45万＋過払い家賃11万＝56万のうち　496,570円の返還訴訟。必要書類に記入しつつ、流れ作業で職員さんにチェックしてもらう。「？」職員さんの顔色が変った、「訴訟相手は管理会社ＫＫでよろしいのですか？」「？・・・はい、いいと思うのですが・・・。コンサルタントの方もそうしろと・・・」「賃貸契約書をみると、管理会社ＫＫは単なる仲介人で、御社（私の事）と家主Ｍさん間の契約になっています。敷金は大家（家主Ｍ）のところにあるので、訴えるなら家主Ｍさんにした方が話が早いのでは・・・」言われてみれば、分からない話でもない・・・。「ちょ、確認してきます（焦）」部屋の外で敷金返還コンサルタントＨ社に電話。事情を話すといつもの担当さんも即答できず、折り返し連絡するとなった。数分後、かかってきた電話、「裁判所の方がそうおっしゃるなら、そうした方がいいですね」って、なんじゃそりゃ～！今まで見定めてきた対戦者はマチガイでした、本当はコッチの人が対戦者です。ってか！？なんの為にＫＫの登記簿謄本を取ったのか？無駄足を踏んでまで登記待ちをしたのか？この1ヶ月間ロスはいったい・・・。そして、このコンサルタント会社は大丈夫なのか・・・？言たい事はあるが、今は手続き中。電話は早々に切り上げて部屋に戻り「訴訟相手は家主Ｍにします。」管理会社ＫＫの謄本は無駄となりました・・・。そして、「御社の謄本はお持ちですか？」「ありますけど、、、（他の仕事で使う為に取ったものが）」「法人として訴訟するので必要なんですよ」嫌とは言えるハズもなく、提出・・・。また法務局へ取りに行かなきゃ。手続きはまだ続きます。切手を買いに近くの郵便局へ、書類のコピーを取りにコンビニへ、おつかいRPGのように近隣をぐるっと歩き回り、簡易裁判所へ戻る。この件に関して使用してきた書類全てに通し番号（甲1号 とか 甲2-1、2-2号 など。これが裁判で「資料、甲4号をご覧ください」などと使うのだろう）をつけて、1部提出、1部は手元に。参考事項回答書にも記入、そして、訴状完成＆提出、交通違反の青切符みたいなブルーの転写紙。事件受付票をもらい、手続きは終了～。以後、この事件は『事件番号 少コ 第○○○号』　と呼称される。う～ん、裁判っぽくなってきた♪後日、裁判所から 被告：家主Ｍ へ連絡の後、裁判の日程が決定される。コチラは日程の連絡待ちで終了です。さて、初めての裁判所＆少額訴訟だった訳ですが、受付の方達は親切で、分らない所も丁寧に教えてくれました。（ お役所仕事の冷たい対応をされたら・・・？ ）という不安はスグに払拭されました。私のような法律の素人でも全然大丈夫です♪気軽に（？）相談、訴訟に行きましょう！ハロ★ちなみにこの日はドラクエ9のすれちがい通信をやっていました（ｗ）実はこのブログの日だった訳です

  2009/12/13

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• ペット可物件の敷金返還戦記 09 請求内容について (7/11)

  本来は【ペット可物件の敷金返還戦記 02 内容証明郵便物 (6/2)】の回に載せなくてはいけなかったのだが、忘れていました・・・。 続、余談の回として、コチラはどんな請求をしていたのか、ご紹介です。「敷金45万円全額返せ！」といっていた訳ではない、ガイドラインに則して、こちらの負担すべきものは負担するから、残金を返してくれと言っているのだ。ざっくりと内訳↓（千円以下は省略）・壁クロス張替について ----------------------------------------------------範囲については契約書通り全面で了承。ガイドラインに則り、居住年数6年6ヶ月の減価償却残存価値分10％を負担します。http://www.j2t.jp/category/1175501.html（管理会社の請求金額 30万円 の 10％ ＝　3万円＋消費税を払います）※普通に生活していても壁クロスは自然消耗します。その自然消耗分まで借主に負担させるのはおかしな話であるという事。壁クロスの寿命はだいたい7年とされて、7年住んだら壁クロスの価値は0円とされる。つまり長く住めば住むほど借主の負担額は低くなって然るべきなのだ。・ルームクリーニングについて ----------------------------------------------次の入居者を確保する為に行う本費用は賃貸人（家主）負担が妥当だけど、ペットを飼育していたこともあるので除菌消臭代3万円＋消費税負担します（管理会社の請求金額 9万円 のうち　3万円＋消費税を払います）※ルームクリーニングは次の入居者募集の為に部屋をキレイにする事。これは家主負担が妥当で、退去後の借主に請求するのはおかしな話である。でも、ペット飼育という事もあったので、消臭代くらいは払いましょう、と3万円。・ごみ処理代について　-----------------------------------------------------残置物は無いので、負担しません。※借主が不要な家具を残して退去してしまった場合は適用されて当然だが、私は家具どころか、紙切れ1枚も残していないので、請求は不当なのだ。以上、合計63430円は負担するので、敷金45万円から差し引いた残り約38万円と過入金賃料11万円、合わせて49万円返還して下さい。というものであった。これらは私と敷金返還コンサルタントＨ社が好き勝手に決めた数字ではなく、過去の判例や【国土交通省の定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」】に則して算出している、正当な範囲内での主張なのだ。過去2回の内容証明で管理会社ＫＫにお願いしてきたが、　『ご希望に沿うことが出来ない』　と斬り捨てられてしまったので、訴訟になる訳です。ハロ★

  2009/12/07

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• ペット可物件の敷金返還戦記 08 国交省のガイドライン (7/10)

  人生ゲーム風にいうと”登記中で謄本が取れない、1回休み”な状態。少々余談の回です。こういった敷金トラブルになって、初めて知ったものがある。【国土交通省の定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」】（ガイドラインと略される）　　　　　　　　　　　↑敷金問題においてコレの存在は欠かす事ができない重要なもので、かなりの頻度で様々な場面で引用される。そして、賃借人にとっては有利な内容なのでフル活用させていただかなくてはならない。（"有利"と表現すると語弊があるかもしれないが、率直な印象としては"有利"なのだ）その内容としてはコチラを参照頂ければ大丈夫。http://www.j2t.jp/category/1184658.htmlhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070210_.htmlさらに、非常に分かりやすい方のブログがある。【ビジネスマンの敷金返還闘争記】・原状回復とは？・特約の有効性・室内クリーニングについて・敷金問題と消費者契約法私も大変参考にさせて頂いた。消費者目線で初心者にも分り易く記述してあり、このブログ主さんには感謝、感謝！である。このガイドラインは国が定めた『決まり』ごとのようなもの。こんな決まりがあるのに、何故敷金トラブルは後を絶たないのか？理由の一つとして、『罰則』が無いのだ。『決まり』はあるけど、従わない賃貸主や管理会社が罰せられることはない。裁判になってから、ようやくガイドラインが遵守され、それに則した判決（大抵賃借人の勝訴）が下される。なんとも回りくどい予定調和のような気がしてしまう・・・。私のようなガイドラインの存在と内容を知らなかった『 賃借人の無知 』と、決まりだけで『 拘束力（罰則）無し 』のガイドラインと、　その『無知』と『罰則ナシ』を見越して不当な契約と請求を繰り返す賃貸人と管理会社。敷金トラブルが絶えない図式だと感じる訳です。ハロ★

  2009/12/06

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• ペット可物件の敷金返還戦記 07 とれない謄本 (7/8)

  やってきました、法務局♪ 自社の登記簿謄本や印鑑証明を取りに何回もきていたが、今回は他社の謄本、『管理会社ＫＫ』の登記簿謄本が目的だ。他社のものを取るのは初めての経験だが、手順は一緒。 申請書に記入（管理会社ＫＫの所在地や電話番号）、証紙を添えて受付カウンターで申請。 待つこと10分、番号を呼ばれ 受け取りにカウンターへ行くと、 「登記簿謄本、取れませんね。」 「・ ・ ・ ・ ・ ・えぇ！」 （取れない？何それ？管理会社ＫＫ、まさか、倒産したのか？）（資金繰りが苦しくて敷金返せない→敷金抱えたまま倒産？）（倒産した会社から、敷金返還請求できるのかな？）（とりあえず敷金返還コンサルタントＨ社に連絡を・・・） その間0.75秒 (ｗ)・・・・ 走馬灯のように色々考えてしまったが、 「登記中ですね、1週間後くらいには終わってると思いますよ」 どうやら管理会社ＫＫは登記簿謄本の内容を変更しているらしく、その期間中は取れないようだ。 （コチラの訴訟を見越して登記中に持ち込んだのか？） いや、これはネガティブに考えすぎ・・・（ｗ） まさかの空振り・・・ 証紙や申請書はそのまま次回も使えるので、持ち帰り。 時間的な無駄が痛い・・・。 少し週を空けて、また来なくては。「その時間をつくる」仕事をしていると、それがなかなか大変なのだ。ハロ★

  2009/12/02

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• ペット可物件の敷金返還戦記 06 小額訴訟の準備 (6/30)

  今回のケースでは、【 小額訴訟 】というものが適切のようだ。敷金返還コンサルタントＨ社からの【小額訴訟の御案内】によると、--------------------------------------------------------------------------小額訴訟制度は60万円以下の金銭の支払いを求める訴えについて、少ない費用と時間で解決を図る制度です。各地の簡易裁判所で行われ、原則一日で審理を終え、判決が出されます。扱われる事件は多様で、交通事故の損害賠償、敷金返還請求、売買代金請求、賃金請求等があります。複雑な手続きに思えますが、自分が主張したい事、証拠等が揃っていれば、あとは裁判官の指示に従って、進行していくだけですので、特別な知識はほとんど必要ありません。--------------------------------------------------------------------------まさに初心者に 優しい 手軽な（？） 裁判のようだ。でも、証拠？・・・、証拠に当たるモノなんてあっただろうか？それに1日で審理を終えるってことは　まさに一発勝負。『いきなり決勝戦』といったところ。「特別な知識はほとんど必要ない」とあっても、鵜呑みにして知識ゼロで臨んで良い訳がない。『一発勝負』故に、少しのミス、言葉のアヤが命取りになるような・・・？気がする。『短期解決』のメリットと『一発勝負』のデメリット、これはプレッシャーかかるな・・・。”やる”と決めたから ”やる” のだが、漠然とした不安は尽きない。さて、小額訴訟の概要はなんとなく掴んだので、次は申し立てを行うにあたり必要書類を集めなければならない。・賃貸借契約書　・見積書　・内容証明書　・配達証明　・精算書　・その他関係書類　等々一見種類は多いが、ほとんどが今までに送った内容証明とそれに対する返答書面だったり、契約書や敷金清算書、既に手元にあるものばかりだった。改めて必要なものといえば訴える相手が法人（管理会社ＫＫ）なので、ＫＫの登記簿謄本を取りに行く必要があるらしい。少し時間をつくって、関内の法務局へ行かねば。ハロ★

  2009/11/29

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  ペット可物件の敷金返還戦記 05 返事あり！(6/25)

  驚いた。返事の内容にではない、『 早さ 』 に驚いたのだ。22日に送付して、25日に返事が届いた。"いましばらくの猶予を"といいつつ２週間放置された前回の内容証明。それと比べれば雲泥の差。今度はこんなに早くお返事をいただけるとは（ｗ）やればできるじゃないか～。アレ？管理会社ＫＫからきてる。家主Ｍ宛てに送ったので、当人からの返答かと思いきや、そうではないらしい。内容・・・正味5行の文面に込められたのは『ご希望に沿うことが出来ない』って・・・「預けた敷金返して下さい」　と言っているのに　それに沿えないってことは　＝　ネコババ宣言？（ｗ）そして最後にと、〆られていました。賃貸人（家主Ｍ）になんか言われたんでしょうね。「ウチにこんなモノ（敷金返還請求通知書）がくるなんて、あんたのところでしっかり対応しないから、○×△◇※□○！」といったところでしょうか。（勝手な空想です）この結果により、内容証明による予選リーグは、取り付く島ナシで２連敗・・・。時間と費用がモッタイナイのだが、訴訟への布石としての必要悪。投機による一時赤字ってところですね。さて、当初の予定通り、訴訟となる訳ですが。【訴訟】【裁判】まさか自分がそういうケースに直面するとは思ってもいませんでした。法学部出身でもないし（獣医学部出身のワンニャン理系です）、法律の勉強もしたこと無いし、某ＴＶ番組の『行列のできる法律○○』を 昔よく見ていた程度の知識（？）です。（今は法律とはかけ離れたバラエティ番組になってしまって残念。何処へ行くのでしょうね？）初めての事なので不安も尽きません。内容証明だけでケリがつけば良かったな～・・・・いや、これで尻込みしていたら、相手の思う壺。訴訟の面倒な手続や 裁判への漠然とした不安に躊躇して、泣き寝入りをする賃借人も少なくないのでしょう。『ゴネ得』なんてオチは許す訳にはいかない！やるしかありません、貴重な人生経験と思ってやるしかナイ。裁判員制度も始まってますし、何かの役に立つかもしれません。訴訟、いきます ♪ハロ★

  2009/11/25

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  ペット可物件の敷金返還戦記 04 待てども・・・ (6/22)

  "いましばらくの猶予を"　とあったので、1週間待ってみたところ、管理会社ＫＫ から特に連絡はありませんでした。敷金返還コンサルタントＨ社と相談、「1週間経ちましたけど連絡無いですね、どうしましょうか？」「じゃあ、もう1週間待ってみましょう」「はい・・・、分かりました」この「待つ」という時点で少し不満なのだが、郷に入りては郷に従え、敷金返還のプロの言う事なのでもう1週間待ってみる事にした。そして約1週間後、連絡ナシ。う～ん・・・、これは単にシカトされているのでは？敷金返還コンサルタントＨ社に連絡、「待ちましたけど、連絡無いですね」「それでは、もう1週間待ってみましょ」「いや いや いや、何を悠長な事を！？」"いましばらくの猶予を"　で　2週間待った。色々検討するのに十分な時間はあったハズです。これ以上の待ちは時間のムダな気がしてならない。次の段階へ進むようにしてもらいました。先の返事によれば、『賃貸人（家主）がなんらかのネックになっている』 ような内容。なので、次の一手としては　賃貸人（家主）に【敷金返還請求通知書】を送る事となりました。前回同様、書面は敷金返還コンサルタントＨ社が用意、内容をかいつまむと・管理会社は貴殿と協議すると言ったまま返事がありません～・今から1週間待って敷金返還が無い場合は裁判所行きます～というもの。プリントアウトして、郵便局で内容証明＆配達記録で送付。「あ！」誤字発見・・・都筑区の「ヅキ」が「築」になってる。Ｈ社さん、書類作る度に間違いがあるな・・・。訂正印＆修正して送付！多分、返事は無いんだろうな～。そのまま訴訟という流れになる、そんな予感がしてなりませんでした（ｗ）こういう敷金トラブルで大人しく待つのは時間の損失のようです。ハロ★

  2009/11/23

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  ペット可物件の敷金返還戦記 03 管理会社からの返答 (6/9)

  先日6月2日送付の敷金返還請求通知書に対する返事がきました。封筒にA4の紙1枚、内容は？　？　？お金の移動に時間的な問題ってナニ？家主が敷金を株か先物取引にでも投資しててお金が無いとでも言い出してるのでしょうか？それとも、最近の金融機関は1日1万円しか引き出せない＆振込みできない仕様にでもなったのでしょうか？さらに家主と連絡がつかないってことでしょうか？管理会社と家主の間で何が起こっているのかは分かりませんが、それでも1週間くらいでお返事を頂けましたし、早期円満な解決を望む意向は受け取れたので、少し待ってみようかな。敷金返還コンサルタント『Ｈ社』にも返事が着ましたと連絡、「 "いましばらくの猶予を"　とあるので、1週間待ってみましょう。」先方からの 次の連絡待ちということで、ターンエンド。ハロ★

  2009/11/18

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  ペット可物件の敷金返還戦記 02 内容証明郵便物 (6/2)

  『 とりあえずビール！ 』のように、まずは内容証明＆配達記録で【敷金返還請求通知書】を送るのがこういった敷金トラブルのセオリーらしい。『とりあえず、内容証明送付！』いやいや、こんな前置きはいいからさっさと裁判にもちこんで・・・と言いたい所だが、裁判においては 『当事者同士で解決しようと努力したけどダメだった』という過程、その証拠があった方が良いそうだ。内容証明は形式が決まっており、20字×26行で書かなくてはならないらしい。とは言っても、敷金返還コンサルタント『Ｈ社』が書面を用意してくれるので、特に私自身で頭を悩ませる事はなかった。メール添付で送られてきた資料をプリントアウト、内容を確認して、書面3部（送付用、保管用、郵便局用）、印鑑、封筒、ホッチキス、お金など必要なものを持って郵便局へ。局員の方の指示に従って捺印して、待つこと10分ほど、仰々しいタイトルの書類が出来上がりました。こんなの送らなくても解決できたらいいんだけどね・・・。そう思いながらも、42万もの請求をしてくるこの一件が、こんな文章程度で解決するとも思えない・・・。『管理会社ＫＫ』へ向けて発送、先方の返事待ち。後日気がついた事が2点、１・この【敷金返還請求通知書】はネット上に例文が沢山ありました。ほとんど金額や物件名、住所を差し替えるだけで自分用に流用できるものです。今なら（自分で作れるじゃん・・・）と思えるくらいフォーマットがキッチリしています。２・内容証明の請求金額に誤りが・・・内容を確認したはずなのに見落とした私もバカでした。「　38＋11＝48万を返還下さい　」という文言。48万じゃなくて、49万じゃん！？Ｈ社さ～ん！（ｗ）ハロ★

  2009/11/13

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• ペット可物件の敷金返還戦記 01　まずは電話で意義申し立て（5/26）

  法外な（？）敷金清算書のサインを保留にしたまま約１週間、何かあったら『ネットで検索』なご時世。多分に漏れず、とりあえず検索！"敷金"　 Enterキーすると、敷金返還　・　敷金トラブル　・　敷金でお悩みの　云々～"敷金"にまつわるetcがダ～とでてきた。どのサイトも基本的には似たり寄ったりで、『敷金を取り戻します！』が命題。適当に数社のサイトを覗いて、1社を選んで連絡をとってみた。敷金返還コンサルティングをしてくれる『H社』成果報酬は敷金の払わなくて済んだ金額の30％ということだった。そして成果0円の場合（1円も帰ってこなかった場合）は何も支払わなくて良いらしい。良心的だ！（ｗ　ってそれが普通の業界なのかな？）電話して事情を説明、「まずは先方に電話をしてみてください、その結果次第で云々～」よっし、まずは『管理会社ＫＫ』へ電話して敷金の清算に異議を唱えることとなった。伝える事は3点、１・壁＆天井クロス張替えが全てコチラ（私）の負担になっているのはおかしいのでは？２・部屋は常識的に清掃して明け渡した。ルームクリーニング費用を請求されるような状態ではなかったハズ。３・残存物は何もない、ゴミ処理代は不必要なのでは？1回目の電話、担当不在のようだったが、電話に出た方へ異議を伝えておいた。数十分後、2回目、管理会社の担当（明け渡し時に立ち会った人）からかかってきた。色々話したが最終的には「クロス全面張替えは全額借主の負担」「契約書にある」という1点張りに。そういえばそうだったような・・・？交渉決裂（というほどの交渉はしてないが・・・）の結果を敷金返還コンサルタント『Ｈ社』へ連絡。同時に『H社』へ正式に依頼を申し込んだ。これからがホントの敷金返還戦記のスタートです。ハロ★

  2009/11/05

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  ペット可物件の敷金返還戦記 00　プロローグ（5/16）

  42万円！？久しぶりに我が目を疑った。戻ってくるお金が42万って訳では・・・　　ないらしい。請求されているのだ、「42万円払え」と、、、今年の4月7日に約6年半住んでいた木造2階建のテラスハウス（家賃15万円）を引き払った、翌日8日、管理会社社員立会いのもと室内をチェックして明け渡し手続き。管理会社の人はしきりに「キレイに使っていただいて～」と褒めてくれていた。手前味噌になるが、キレイに使っていた、かなりキレイに清掃したと思う。著しい破損箇所や手を加えた所も無く、ほぼ借りたままの状態だと、自負していた。管理会社の人のリアクションも、生意気に言ってしまうが 『 想定内 』 のことだった。管理会社「敷金の清算書は1ヶ月後くらいになりますので、清算書が届いたらサインして送り返してください。それから精算金額を振り込みます」明け渡し書にサインして、その日は終了。そして5月半頃楽しみにしていた清算書が届き、その明細に我が目を疑った・・・過去3～4回引越しをしているので、敷金の精算はそれなりに経験している。印象にまるで残っていないが、敷金の8割くらいは戻っていた気がする。そう、印象にならないくらいスムーズに済んでいたと思うのだが・・・何にせよ上記のような結果は初めてだった。敷金45万 - 修理費用42万8千なにがし ＝ 敷金精算金 2万チョット・・・（　↑　ペット飼育は家賃3ヵ月分納める決まりだった）45万納めて、2万しか戻ってこない・・・さて、どうしたものか？もちろん 納得してサイン出来る訳がない！これはアレだ、俗にいう 『 敷金トラブル 』 ってやつだ！・・・戦ってみよう。後学の為にも、いけるところまで争ってみよう！という訳で、始まった敷金返還戦記。現在（11月）はほぼ終結し、その記録を残す事が可能となりました。特にペット飼育可物件で同じようなトラブルに合っている方や同物件で引越しを控えている方などのお役に立てれば幸いです。ハロ★

  2009/11/01

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