丕緒の鳥 / 小野不由美
ネタバレしないようにしてますが、ポロっと出てしまうかもしれませんので気になる方は、読まないでください出た~!待望の十二国記の新作!といっても雑誌(新潮社yomyom6号)掲載の短編ですがそのタイトル、「丕緒(ひしょ)の鳥」(人名のタイトルって、初?か?)先々週辺りにお気に入りのブログで知ってから来週の今日には!とかあと3日で!とかまるで遠足前の子供のように指折り数える始末…今日発売ってことで(もしかして昨日には出てたりしたのかな?)朝から開いてる駅の本屋に駆け込み通勤中に途中まで読み進め、あと、もうちょっと!がまんできん!ってことで職場の図書館で5分ほど読みました!読み終わりました~~短編だけに、短いけども、それでも思わず感動して泣きましたいや、泣き所なんてないんですが6年半ぶりの新作、嫌でも期待は大きい。その過大な期待を裏切らない作品。感無量。そして、ちょっとしか出て来ないくせに、あの存在感。やられました…カッコよすぎる…十二国記はこの読後感がたまらない。ひさしぶりだから短編でもこんだけやられてしまったのか…長編1作丸々読んだ後には大作映画1本見た後くらいの満足感があります。あまりに見事に作りこまれた世界観と異世界にもかかわらず身近に感じられる人々の感情。そのどちらにも手を抜いてなくて本当に頭のいい人なんだなぁと感心します。このまま、6年とか空けずに1年くらいで次作を出していただけると嬉しいなぁ。しかし、いいのか、講談社?新潮社、と聞いてたからてっきり魔性の子系の外伝かと…おもっきし十二国じゃん。これからどちらで出ることになるんでしょう?