いつもは、よそで餌をもらい安いカリカリのうちは、あくまでも「押さえの食事場所なはずなのに、寒さに危険を感じるのか、来る猫の「はなちゃん」は、最近、連日やってきては玄関ドアの前で催促する。出てくるまでずっと「ねえ、ねえご飯」というように啼いている。寒くてまるまるした体で、体中から必死さをみなぎらせてのおねだり。この猫は、すごく気が弱くて、ご飯をもらいに来ても他のがいると近寄らない。餌をあげる私にでももちろん触らせない。去勢をするのによく捕まえられたものだと思う。ここら辺の猫は、よく餌をやっている人がほとんど連れて行ったみたいだ。だからみんな去勢済み。うちでも1匹餌でおびき寄せて捕まえて、その当時うちにいたうちの住人が病院へ連れて行った。その人は引っ越すときに、2匹ほど連れて行った。かわいいこは、もらわれていったのだけど、どうも不器量なそのこは、ずっと残っていた。はなちゃんも兄弟なのだけど、臆病ゆえに無理と判断され打ちの近所で生活しているみたいだ。もういい歳だと思うので、余生を健やかに過ごして欲しいと思う。催促の声がいつまでも聞けるといいな。
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Last updated
2011.01.18 06:44:55
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