カテゴリ:体調
1ヶ月に1回の鍼治療の日。
最近朝起きると首が強張っていて、付け根に痛みを感じることが多かったので そこを重点的に治療してもらうつもりで行きました。 「どこか辛いところはありませんか?」 首が辛いです、と細かいところまで話しをして、身体の状態を診てもらいました。 すると、「う~ん、いつもよりも滞りがひどいですねぇ。」 広範囲に置き鍼をしましたが、左の肩と右の肩甲骨辺りがびりっとくるくらいキマシタ。 いつもなら、置き鍼をするとけっこう身体が緩むんですが 今回はなかなか緩みません。 それくらい身体に余分なものが溜まっていて、ごりごりになっていたようです。 腰に鍼を打つと下半身はすっと緩みましたが、上半身がまだまだ。 背中、肩と打っていってようやく身体が緩んできました。 そのときに先生が肩をマッサージするように揉み解してくれました。 こうすることで代謝物が血流に乗っていきやすくなるのだそう。 かなり肩が柔らかくなったところで、後頭部に鍼を打っていきました。 そしてまた肩をマッサージ。 最初のマッサージのときにも感じていましたが、この後頭部を打ってからのマッサージで 足のほうに向かって血がさ~っと流れていく感触を感じていました。 血が流れるというか、何か流れていくのを感じるというか。 治療が終わってから先生にその感触を話してみると 「代謝物も流れますけど、気も流れていくからですね」 あ~、こんな感じなんだ~と、ちょっと面白くなりました。 前回が8月8日だったんですが、それから今日までの1ヶ月。 いったい何があったっけ? 先生は「この湿気と気温の乱高下で体調がなかなか整わなかったからですかね」 と仰っていましたが、私はなんとなく別の理由も考え付いていました。 「自分」というものを振り返るようになってからなのかなと。 ちょうど高校から大学の頃によく聞いていた音楽を最近聴くようになっていて その歌詞を改めて考え直していたり、当時を思い出したり。 今日の鍼治療のときも、首が痛くなった原因(大昔の落馬)を話しながら 『今から考えると、けっこう無茶をしたんだな~と思うけれど でも、あの時はとっても楽しくて充実していたなぁ。いいときだった』 と自分を振り返っていました。 面白いことに、いつもは治療が終わるとかなりぼ~っとするのですが 今日はなぜか非常にすっきりとしていました。 頭も目もぼや~っとすることもなくて、とても爽快。 帰りの自転車も軽快に走る走る(治療後なので無理せずのんびりですが)。 ある意味、排毒だったのかな。 また来月も治療の予約を入れましたが、この1ヶ月でまた変化があるかもしれないと思うと これもまた楽しみです。 そうそう、先生から聞いた話。 首をそらすと痛いと話したら、 「首をぐるぐるまわすのは、本当は首に良くないんだそうですよ。」 「え?そうなんですか?」 「前後左右斜めに動かす分にはいいんですが、回すのはかなり負担がかかるんだそうです。 頭を、糸で吊るしたおもりと考えてくださいね。 このおもりを動かさないようにして、身体を前後左右斜めに動かします。 これで調整が効くんだそうです。 首は繊細な部分なので、こういう調整の仕方の方が身体にいいと聞きました。」 詳しいことはすっかり忘れてしまいましたが(笑) 武道系の師範のような方が教えてくれたそうです。 私のイメージとしては、バリとかインドの伝統舞踊で女性が首だけ動かすしぐさがありますよね。あれです。 ただ、あんなに激しく動かす必要はないですよ(笑) あくまでゆっくりと直線的に。 ちょっと調整してみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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