カテゴリ:本、本、本!
昨日アップしたもう1冊の本、読み終わりました。
ちょっと頑張りましたね(笑) さて、この本ですが。 アメリカはミズーリ州カンサスシティの牧師さん、ウィル・ボウエンが書いた本です。 「不平不満を言わない」ことを目的に、そのやり方を著しています。 なぜ「不平不満を言わない」ことがいいのか… ボウエン氏の言葉を引用します。 『不平不満とは、自分が欲していることではなく、欲していないことについて話す行為です。 「明確に言葉で表現したものは、実際に行うことになる」からです。』 この文章は、「ザ・シークレット」で有名になった『引き寄せの法則』とも一致しています。 不平不満をなくすそのやり方は、21日間連続で不平不満を言わないこと。 批判、ゴシップもその類に含まれます。 自分が不平不満を口にしたことを実感するために紫のシリコンブレスレットを嵌めます。 そして、不平不満を口に出したときにブレスレットを反対の手首に嵌め替えるのです。 どういうことかといえば、不平不満を口にしなければ、21日間同じ側の手首にブレスレットが嵌まっているということなんです。 そうそう、紫のブレスレットがなければ出来ないわけではないですよ、もちろん。 なんでもいいんだそうです。自分が意識できるものなら。 本書には4段階の状態に分けて説明しています。 1.自分が不平を口にしているのに気づかない段階 2.自分が不平を口にしていることに気づく段階 3.意識すれば不平を口にしないですむ段階 4.無意識に不平を口にしない段階 それぞれの状態にあったときの著者の体験、心の持ち方が書かれていました。 自分がこれだけ不平不満を言っていたんだ!とけっこう愕然とするらしいです。 私もついつい言ってしまってるな~(汗) 気がついてはいるけれど、口を出た後だし… こんな状況をブレスレットを見ることなどで克服していき、言わなくなるのだそう。 他の人が言っている不平不満を耳にしても、それに加担しないためにも このブレスレットが有効だそうです。 見て「いましめ」にするわけですよね。 「ブレスレットを嵌め替えたくない!!」と強く思えば、口に出さなくなる。 そのうちにそういう人とは縁がなくなっていく。 そして不平不満を思うこともなくなっていく。ということです。 「鏡の法則」にもありますが、 「相手の気になる欠点は自分の欠点」を映し出しているのだと言うこと。 これ、頭では分かっているのですがなかなか受け入れがたいところがあります…。 同じことではあるのですが、本書では次のようにも書いてあるのです。 『同じ理由で、あなたが他社に対して賞賛の気持ちを持つ事柄は、あなたがもっているものでもあります。自分がもっているからこそ、人が持っているその特質に気がつくわけです。』 これ、実は目からウロコでした。 考えてみると「なんだ、そうか~」と思うのですがね。 これ、自分に自信を持つきっかけになるかなと思いました。 この21日間のプログラムですが、実際に連続で出来るようになるまでに 平均4ヶ月から8ヶ月かかるそうです。 私は何ヶ月で出来るかな~。 とにかく続けることが大切ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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