奏楽と演奏と。
今日から太々講の任務開始です。まずは6日間で7本の神楽を務めます。お宮に着いて花手水をパチリ。白い花に関しては少し退色しかけてたかな。祝詞は太々講のに2本便乗。あんまり長いと腰が痛くなるんよね固有神楽の唄い出しは以前ほど身構えなくても良くなりました。やはりこれも経験値の積み重ね、ですかね。お務めが終わると一旦帰宅して洗濯物を取り込んで観桜祭が行われる富部神社へ。到着してすぐにリハ。入破に関しては笙の音頭に戻ったので太鼓担当に突拍子(とひょうし)のことを伝えました。午後3時、本殿前にて祭典を執り行った後、演奏開始。最初に「春鶯囀入破」、続いて催馬楽「桜人」。この後、楽長による楽器紹介があったのですが、ちょっと長引きまして、巻いて巻いて、と言ってるうちにお客さんに急病人が出てしまいまして救急車が来る事態に。その方が救急車に運ばれるまで演奏は中断せざるを得ませんでした。その間、舞台上にいる者も暑さを感じていたので冷たいお茶の差し入れはとてもありがたかったです。宮司舞「朝日舞」に左方「迦陵頻」、「長慶子」で締め。控室に戻ったら午後5時過ぎてました。お弁当とお酒を頂きながら色々と反省会。やはり楽器紹介が長かった件は突っ込まれてましたそれから、奏者不足解消のため、あと、桜の開花が早まっている事もあって来年は3月31日に開催しようって話になりました。(もしもプロ野球開幕節だったら3つ目は見れないな・笑)直会がお開きになる頃にはすっかり真っ暗。ライトアップされた桜が美しゅうございました。少しずつ、日常が戻ってきたとあって4年ぶりにお客様に向けて演奏会ができて良かったです