長い1日でした。
いよいよ旦那主催の雅楽演奏会の日となりました。午前10時に現場に太鼓や装束を搬入し、会場の準備。七夕を意識した演奏会なのでこんな装飾を施しました。織姫と彦星にお供えをする感じになっています。布地・糸・硯・筆と短歌用の短冊、この後楽器もならべました。昔、七夕というのは技芸(機織り、裁縫、書道、和歌など)の上達をお願いしていたそうです。あいにくの雨模様でお客さんが来て下さるのか不安でしたが、開場の13時半になる頃には入場待ちの列ができてました。今日の演奏会場は蔵なので、それほど広い訳でもないから入れるのは30人くらいと事前に言われておりました。そこへ40人来て下さいました座布団をランダムに敷いて座って頂く事になり、奏者と最前列のお客さんとの距離は30cmくらい私は太鼓だったから自分が隠れるのと同時にお客さんとも目を合わす事はなくて緊張度は低めで行けたけどね。開演の14時より前に何となく喋りがスタートしてまして、旦那の喋り、これがまた長くてね(苦笑)。最初の平調音取〜「越殿楽」を演奏するまで何分あっただろう?続いて同じく平調の「陪臚」。楽器紹介を挟んで(これがまた強烈に長かった)それから雅楽の楽器で五線譜の曲もできますよと文部省唱歌「ふるさと」を演奏し、雅楽には唄もあるんだよと神楽を1曲。これが済んだ時点で演奏会の残り時間は約10分だったのですが、メイン楽曲「蘭陵王」(舞人なしの舞楽吹き)が残ってるという。沙陀調音取〜当曲だけとは言え、高速で駆け抜ける訳にもいきません。結局終演は15分オーバーの15時45分でした。お客さんから質問を受けたり、またお客さんが質問の答えをフォローして下さったり、とても和んだ雰囲気の中での演奏会になって良かったと思います。それからお片付けして打ち上げへ。私は一旦帰宅して途中でお弁当を買って義父に渡すと。なのでほぼ50分遅れでの参加になりましたけど十分楽しめましたやっぱ、演奏会の後には打ち上げしなきゃね肉体的疲れが半端なかったけど、今日の演奏会は成功って事で