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爱的二八定律 She and Her Perfect Husband 第38話「愛と恐怖」 陶俊輝(タオジュンフイ)は秦施(シンシ)に天航(ティエンハン)の労働起訴から下りるよう勧めた。 しかし秦施は頑なに拒否する。 陶俊輝はあの夜のことが原因で自分を拒んでいると気づき、改めて謝罪した。 「すまない、あの日は酔っていた、でも何を言ったのか全部、覚えている 君の選択は尊重するよ、でも気持ちと仕事は別だ、仕事に関する助けは拒むな」 陶俊輝は仲直りの証に麻辣湯(マーラータン)店へ誘ったが、秦施は仕事があると断って戻ってしまう。 それでも陶俊輝は22時に待っていると一方的に約束した。 姚遥(ヤオヤオ)は李黛(リーダイ)がサニーを遊ばせてくれる間、陽華(ヤンホワ)との旧情を懐かしんだ。 実はてっきり陽華は邱建祥(チウジエンシャン)の娘と結婚したと思っていたという。 「それはない、言ったはずだ」 「あの頃は悔しくてあなたを呪ってた…今になって思えば私たちは別れて正解だったかも 私は頑固で劣等感の塊だった 何かを手に入れても不安で、何が大切なのかも分かっていなかった」 李黛と陽華は姚遥とサニーをタクシーに乗せて見送った。 李黛はサニーと陽華の関係を追求しようとしたが、陽華に逃げられてしまう。 そこで早速、秦施にゴシップを知らせた。 📱<サニーを見たら驚くわよ?陽華にそっくりだもの まさか秦施と陽華が離婚したとは知らず、李黛は陽華をしっかり捕まえておけと釘を刺した。 複雑な心境で電話を切る秦施、すると今度は陶俊輝から連絡が来る。 📱<今どこ? 「やっぱり行けない…あ、ごめん、電話が入ったから切るわね」 一方、バスに乗った陽華は蔡亮(ツァイリャン)に住宅ローンの申請を取り下げて欲しいと連絡した。 蔡亮は頭金が無駄になると止めたが、陽華は電話を切ってしまう。 すると突然、任梅梅(レンメイメイ)から着信が鳴った。 秦文宇(チンウェンユー)の行方が分からなくなった。 慌てた梅梅は咄嗟に秦施と陽華に助けを求め、秦施は思いがけず兄夫婦のマンションで陽華と久しぶりに顔を合わせる。 聞けば文宇は集金に出かけて数百万の小切手を持ったまま連絡がつかなくなっていた。 同行した社員は取引先で買った海産物を持って先に帰り、最後の1軒だけ文宇に任せたという。 最後の集金先は文宇の弟分・胡鵬(フーポン)のクラブだった。 秦施は陽華の運転で店に到着、すると後部座席に常備している護身用の警棒をつかむ。 驚いた陽華は秦施から武器を取り上げ、自分に任せて車で待つよう言い聞かせた。 店内は大音量が流れ超満員だったが、陽華は店のブレーカーを落として電気を消してしまう。 停電に驚いたクラブの客たちが一斉に店を出た。 秦施は最後に店から出てきた胡鵬を見つけ、車から出る。 「久しぶりね」 こうして文宇の行き先が判明した。 秦施は梅梅に連れて帰ると連絡したが、梅梅はすぐホテルへ向かうという。 📱<私を親友と思うなら何もしないで…自分で見届けたいの 秦施と陽華が文宇の部屋の前で待っていると梅梅が駆けつけた。 陽華は防犯カメラの映像で確認したところ文宇は泥酔していたとかばったが、梅梅は部屋に入ってしまう。 秦施は憔悴した梅梅を自分のマンションに連れ帰り休ませた。 梅梅が眠ったと聞いた陽華は安心して帰ることにしたが、秦施は何か食べて行かないかと誘う。 「またデリバリーを?」 「料理は苦手だから…実家に戻ったの?」 「いや賃貸に仮住まいだ」 「…慣れた?」 「慣れない…でもそのうち慣れるよ」 どこかぎこちない秦施と陽華の会話、すると陽華は今回の文宇と梅梅の騒動でしみじみ自分の選択が正しかったと漏らした。 「君が結婚を恐れる理由が分かったよ、″問題がある結婚″は人を消耗させるんだね」 「…うん、離婚して良かった、あの2人より大騒ぎしたかもしれないわ」 「そうかな?」 陽華は秦施がまだ自分の意図に気づいていないと分かり、落胆して帰ってしまう。 翌日、秦施はいきなり姚遥の自宅を訪ねた。 本当は陽華に手を出すなと脅したいところだが、弁護士としての職業倫理はある。 何より陰湿な尹(イン)社長を放任することができず、陽華の元カノに手を差し伸べることにした。 「あなたの協力があれば逆転できる可能性がある…その代わり起訴を取り下げて欲しいの」 しかし帰り際、やはり持ち前の勝気な性格が出てしまう。 「過去に陽華と何があろうと、サニーが陽華の子供だとしても気にしない、彼は私のものよ」 秦施が帰ると奥の部屋から陽華が現れた。 「一体どうなってるの?先に奥さんに話を通してよね」 「あれでよく弁護士になれたと思うよ」 「おのろけは結構よ… 陽華、別人のように優しくなったわね、変わったのは彼女のせい? で、さっきの提案を実行して彼女の立場は大丈夫なの?」 「それは僕が考える」 「じゃあ彼女を信じていいのね?」 「ああ、彼女は腕が立つ」 すると姚遥は陽華がローンを解約して工面してくれたお金を返すことにした。 しかし陽華はいずれ必要になると受け取らない。 「僕はまた稼ぐから、でも秦施には秘密にしてくれ」 「ふふ…彼女のことが本当に好きなのね」 その頃、文宇はビクビクしながら自宅マンションへ戻った。 しかし運良く梅梅は出かけているらしい。 安心した文宇は一風呂浴びてクローゼットに向かったが、そこでようやく梅梅の荷物だけがないことに気づいた。 すると書斎に梅梅がサインした離婚協議書だけがある。 文宇はともかく梅梅に連絡しようとしたが電池切れ、慌てて充電すると真っ先に胡鵬のメッセージが届いた。 …家賃を下げないと嫂子に送る… それは泥酔して見知らぬ女とベッドにいる自分の写真だった。 文宇は昨夜のことを何も覚えていなかった。 胡鵬にはめられたと気づいた時には手遅れ、梅梅とは連絡がつかず、メッセージも拒否されている。 文宇は秦施を呼んで釈明したが、秦施も梅梅の居場所を知らなかった。 「私宛のメッセージよ」 …秦施、私は出て行くことにした …あなたの推察通り文宇はハメられただけよね …あれから眠れず、ずっと考えていたわ、私はなぜこの結婚を手放せずにいるのかしら …答えは簡単、文宇への愛よ、習慣になり依存になってしまった愛 …妊娠が分かった時、怖かった …彼が良い父親になれるか不安で自信がなくて、でもホテルに入った時、不安は恐怖に変わった …本当に浮気していたらどうすればいいの?独りで子供を育てられるかしら? …何より怖かったのはこれからのこと、次はどうなるの?そのまた次は? …考えているうちに気がついたわ、私の文宇への信頼は完全に失われていた …毎日、彼を疑いながら生きていくのは嫌、もうゲームは終わり …秦施、後のことはお願いね 文宇は梅梅がこのまま会社や自分を見捨てて出て行くとは思えなかった。 これも妹が梅梅をけしかけたせいだと思いたかったが、秦施に現実を突きつけられてしまう。 「あなたの結婚よ?!梅梅を何度も怒らせたのは誰? そうやって人のせいにしてばかりだから誰も助けてくれないのよ! …今まではどれだけ喧嘩しても心配しなかった、2人には愛があると思っていたから でも今度ばかりは私が何を言っても無駄、もう何もできない」 これまで喧嘩しては仲直りを繰り返して来た文宇と梅梅。 その度に愛情が深まっていると思い込んでいたが、実際は愛をすり減らしていただけだった。 「梅梅の選択がどうであれ、ともかく真っ当に生きて」 つづく ( ๑≧ꇴ≦)ってか何?そのワンピースw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.05 21:28:08
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