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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:エジプトの文化や祝日
目の回りがふちどりされている、 流行のスモーキーアイに似たアイ・メイクを、 古代エジプトの壁画に描かれた人々がしています。 古代エジプトが起源と言われる、 アイシャドー兼アイライナーは 漫画にも描きましたが、 クジャク石、鉛鉱石をけずった粉に水をまぜたもので、 「コール」(Kohl)と呼ばれているそうです。 古代エジプトのコールの容器は、 ガラス、象牙、貝など色々なもので作られていて 色々なものがありました。 手でつけていたのが、次第にスティックでつけるように なったということで、スティック付きのケースもあります。 これは↓古代エジプトの、 おじさんの形のコールのケースです。 現代では、ヨーロッパ産の、アイシャドーや ペンシル型のアイライナーなどにとって代わられていますが 昔ながらの形態のコールも売られていて、使っている人もいます。 コールの成分である鉛や石は、その有毒性が心配され 現代では、ひまわりの種やアーモンドの殻、ガムなどの植物が 使われるようになっています。 中にはまだ鉛を使っていたり、成分の書かれていないものがあるので、 購入するときは注意が必要だそうです。 ただ、今年の1月に「古代エジプトのアイメークに使われた鉛は、 少量であれば、細菌を撃退する免疫システムが活性化される。」 「古代エジプトのアイ・メイクには医学的な効果が実際にあった」 ということを証明したという研究が発表されたそうです。 難しい話は、おいといて・・・ 伝統的なコールやコールの入れ物が買える場所ですが・・・ ハンハリーリの、ムイッズ通りに香油を売っている店が 並んでいる場所があるのですが、その香油売りの店に 売られています。 また、ハンハリーリだけでなく、ローカルちっくな スパイスを売るお店にも置かれている場合もあります。 そのコール、色々な種類があります。 コール(Kohl)は、Kajal、とも呼ばれます。 そのコールを入れる容器が、レトロ感たっぷりで、かわいいです! 細長く、ふたを開けるとスティックがついていて、 それを使って目に塗ります。 真ん中にある、象牙風の白いおかっぱのおじさんの入れ物 古道具屋で買った、古いコールの入れ物 左のは真鍮製 雑誌に載っていた、 現代女性のアイ・メイクのやり方のページ これはスモーキー・アイ?濃い~です。 目を黒くライナーを入れている人をカイロでは よくみかけます。 エジプトの自然派ボディケアのお店「ネフェルタリ」のコール。 植物のガムで作られ、安心して購入できます。 ふたの先のスティックでつけます。 私の目で実験・・気持ち悪いと子供に不評でしたが・・・ 加工しましたが気持ち悪いです・・・中々難しい・・・ ゲランからも去年テラコッタ・コール・アイライナーが 期間限定で発売されたようで、パッケージが古代エジプト風味で、 やはりふたにスティックがついています。 もう売られていないので、売れなかったのかな? 古代エジプトから引き継がれているような 伝統的なものがエジプトには結構たくさんある ような気がします。 また、それを見つけるのが楽しいです! ブログランキングに参加しています。 クリックよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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