マスター☆、Perfumeを語る…
さて、今日は長いですよ。覚悟して読んで下さいね、ってか、読まなきゃダメです。私のブログで初めてPerfumeをフィーチャーしたのは9月24日。最初は「どうした!急にアイドルに目覚めて!」なんてリアクションもありましたが(^^ゞ今日は「33のマスター☆が、Perfumeにハマった理由」を書き連ねます。随所にPerfumeの音楽を味わっていただけるようなリンクを交えながら行きます!まずはPerfume(パフューム)とは何ぞや、の復習から。2001年、アクターズスクール広島に在籍していた樫野有香(かしゆか)西脇綾香(あ~ちゃん)大本彩乃(のっち)(写真左から順に)の3人が結成したユニット。広島限定アイドルとしての活動を経て、2003年からアミューズに所属、2005年には『近未来テクノポップユニット』としてメジャーデビュー。環境リサイクルキャンペーンCMに起用された「ポリリズム」で一躍ブレイクした注目の存在です。さてさて、私にとっては別に最近「キテる」存在じゃないんですよ、Perfumeを知ったのはずいぶん昔の話。まだ3人が広島にいる頃に遡ります。TVで地域限定タレントを紹介していて、その中にいたんですね。まだ3人は中学生でユニット名もひらがなの「ぱふゅ~む」だった頃のお話。当時は「ふぅ~ん」って感じでしたね、ただ遠い記憶に残っているのは不思議な縁。----------その後、2003年の春に3人は上京、ユニット名も今の「Perfume」となります。アミューズのタレントとしてインディーズレーベル「BEE-HIVE」の一員として活動、約1年の間に3枚のシングルを発売していました。そして2005年9月、『リニアモーターガール』でメジャーデビューに至ります。----------その後は名前を聞く機会もなかった訳ですが、1年半ほど前からネット上で耳にするようになったんですね。テクノポップを歌いこなす女子高生ユニット、として話題になり始めた頃。ただその時点では広島にいた3人が…、という認識ではなかったんです。そんな私に舞い降りた粉雪…この1曲が私の中のベクトルを一気に振りかえたんです。それが『Twinkle Snow Powdery Snow』ビビッときた、なんて言うと古臭い表現ですが、体を貫く衝撃を感じたんです。体に響くような迫力の低音の中にキュートでハートウォーミングな3人の歌声、このギャップ感たっぷりの音楽に、不思議な清涼感を覚えた訳です。聞くだけで幸せになる、そう言うと言い過ぎかな?その後、Yahoo!動画でメジャーデビュー以降のPVを貪るように見ましたね…『リニアモーターガール』『コンピューターシティ』『エレクトロ・ワールド』昨年の暮れの時点で、もう完全にスゥイッチは切り替わってました。パーフェクトに魅了されてましたね…楽曲も良かったのですが、3人のパーソナリティがたまらない…何と言いますか、昭和の終りをピークに失われていた「アイドル像」というのでしょうか、少なくとも最近退潮気味の「○ーニング娘。」らにはない、強い輝きがPerfumeにはあります。「自分たちの世界」をきちんと持っている存在に思えましたね。そしてあんまり大きな声では言えないのですが…パーソナリティ豊かな3人の中でもひときわ輝いていたのが西脇綾香…あ~ちゃんなんです。何でかって?所帯持ちになった今更なんですけど。あ~ちゃんって私の理想像を1つにまとめたみたいな子な訳ですよ。中学生時代に片想いしていた女の子をふと連想させる存在だったりして。たぶん、私を昔から知る人には納得いただけるかな、と。そういう人はあんまりこのブログを読んでないと思うのですが(^^ゞ居たら手ぇ挙げろっ!あははは(*^_^*)ただ、当時の私にそれ以上足を踏み込ませなかった大きな壁。「自分のうつ病」という内因と「取り巻きがアキバ系で取っ付きにくい」という外因。話題にはなっていたものの、まだまだ知名度としては…という時期。まして「アイドルなんぞアキバの連中のもの」という固定観念が強いですからね、なかなか近付く事は叶いませんでした。そこに風穴を空けたのが7月から始まった「AC・NHK共同エコキャンペーン」CM。新たな楽曲と共にPerfumeの3人が出演するCMが始まります…そこから完璧に流れは変わりました。CMソングとなった『ポリリズム』の発売が決まり、業界内外にムーブメントが。ブレイクの兆しが見えてきたのがこの夏でした。アイドルとしては異例の野外ミュージックフェス「サマーソニック(大阪)」への出演、なんて言うのもキーワードでしたね。その頃、私の中でも変化は始ってました。着実に症状は好転し、自分の中の意識が変わり始めた頃あいとシンクロします。ずっと水面下に潜んでいたんですから。9月12日、メジャーデビュー後5作目となる『ポリリズム』が遂にリリース、並みいる強豪を抑えオリコンのデイリーランキングで「4位」という快挙を成し遂げます。その5日後、池袋サンシャインシティ噴水広場での発売記念イベントでは異例とも言える2,000人の動員を記録。(通常1,000人を超えると制御しきれないことを理由にイベントが中止されてしまうとか)結成から8年目、上京から5年目…普通のアイドルならばとっくに消えてるであろうこの時機に、遂に「地上戦」に飛び出したPerfume…。一部の限られた連中の手から解放された、とでも言いましょうか。ジャンルを超え、たくさんの人々に支持されるようになったんです。それと同時に私も「地上戦」に打って出ました。もういいだろう、と。胸を張って声を張って「No Perfume,No Life」(何かのCMみたいやね)と言える時機だと。臆することなく皆さんにお勧めできる環境が整った訳ですから。…これがこれまでの経緯なんです。ここまで書けば「マスター☆が、いきなりアイドルに熱を出した」なんて言われないでしょう。ちゃんとした裏打ちがある訳です。いやねぇ、ここまでファンを公言しながら、広島にいた「ぱふゅ~む」の記憶とと今の「Perfume」が結びついたのは最近なんです。何かね、感慨深いんです…あの時の子たちが今や、な訳ですから。不思議な感覚です…シングル『コンピューターシティ』のカップリングに『Perfume』という曲があるんですが、♪-----他人同士だからね いろんな世界 磁力を持ったのS極とN極のようにね 今 引き合うの-----♪という歌詞にものすごい説得力を感じる昨今です。自分の中でのブレイクから1年、最近になってようやく浦和と大阪で直接ライブを見る機会に恵まれました。今やブログ上あちこちでPerfumeの魅力が語られるようになりましたが、ライブはやはりPerfumeの魅力の結晶なんです。やはり楽曲のよさがあり、アクターズスクール仕込みのキレのあるダンスワークがあり、と音楽を楽しむ魅力も当然あります。それ以上に結成8年目の力とでも言うべき結束力から来る「あうんの呼吸」も然り、何よりトーク術はとても18歳の為すレベルとは思えないクオリティな訳です。上手に甘辛を使い分け、時にはボケ、時に爆弾発言をする、あ~ちゃん。あ~ちゃんの暴走に歯止めを掛けつつも自らも時折ブラックなジョークを飛ばす、かしゆか。無難に話をまとめるあまりオチのないトークで、あ~ちゃんに火を付ける、のっち。3人の掛け合いは下手な芸人も霞んでしまうような面白さです。広島弁が混じるのもほのぼのとしますね。そう、Perfumeのライブは『音楽に浸り、ダンスに目を奪われ、トークに笑わずにいられない』結構忙しいひと時だったりします(*^^)vでも、終わってしまうと行く前に抱えていたウヤムヤとした気分がどっかに行っているかのような、スッキリとした気持ちにしてくれる…Perfume…その名の通り、その場を和らげ心を豊かにしてくれる香水のような存在です。さて、ここまで書いてきてますが、付いて来れていますか?…なんて。今の私にとってPerfumeとは…薬以上に私の心を安らかにさせ、また元気を与えてくれる存在。これを原動力に、間近に迫った社会復帰という私自身の『地上戦』に挑もう、と言う訳です。今や「近未来テクノポップユニット」として世に知れ渡ったPerfume。この勢いで来年も再来年も…走り続けて欲しい、そう思っているし、そのために、私もいちファンとして支え続け、営業マンであろうと思ってます。(実は「間違って」たま~にCDショップで「ポリリズム」を前に出したりしてま~す(^^ゞ)もっともっと、たくさんの人にPerfumeの魅力に気付いて頂きたいから、私はこれからも書き続けます。このブログを読んで、CD買ってみよう、とか、ライブに行ってみよう、とか、そんな方が出てくれると嬉しいですね。IPerfume!※ちなみに今回のブログ、曲名のリンクは『Yahoo!動画』のPerfume音源へアクセスします。会員登録なしで無料でPVを見れますので、この機会にぜひお楽しみくださいね!ケータイからご覧の皆様、残念。PCから再度起こしくださいませm(_ _)m