『恐るべきさぬきうどん』ツアー<怒涛の日帰り編>①【決戦は金曜日】(田村)
そう、またまた『恐るべきさぬきうどん』ツアー方面な日記である。しかも今回は怒涛の日帰りツアー。思い立っての日帰りツアー。往復2万円以上使っての日帰りツアー。 「そこまでして、日帰りで行くかぁ~?」とは思ったが、なんのことはない。人がダラダラと働いているところに、げんちゃん(前回のバディ)が携帯メールで「今、『山越』で並んでます。行列がすごい!」と送りつけて来やがったもんだから、“I can’t help doing it.”てなことになって、“ Just do it!”しちゃった訳さ。 ま、訳の分からないイディオムは置いといて、とにかくまたまた『恐るべきさぬきうどん』ツアー、今編は「怒涛の日帰り編」ということでお送りします。 思い立ったのは5月のGW明け、今回の旅のパートナーである“ぐれぇす・けりぃ”(←自称:これ以上のコメントは私には出来ない、そう決して・・・。)と相談した結果、〝決戦は金曜日〟となった。 偶然にもその日はサッカー日本代表選手の発表の日。 「なんてお日柄が良いんでせう。」と1人でニヤけたのは、レアル・マドリードに代表が完敗した頃。〝近づいてくぅ~ 近づいてくぅ~ けっせんのきんよぉびぃ~あぁぁ~♪〟と唄ったのは、ノルウェー代表にボロ負けした頃。いかん、ちょっと心配になってきた。 心配といえば、今回の行程。大阪からフェリーで淡路島の津名町(イングランド代表のキャンプ地)に渡ることにしているのだが、何を隠そう(隠さないが)私は乗り物に弱い。船はモチロン、自分で車を運転しててもタマに気分が悪くなるくらい。モチロン、乗り物の中で本は読めないのだ。 で、集合は朝5:30。朝も苦手だがフェリーはもっと苦手。心配で心配で。。。で、とうとう一睡も出来なかった決戦の日。私はその日を心の中で“D-DAY”と名付けたのだった。 で、D-DAY。けりぃさん(本人がそういうからしゃーない)を拾ってフェリー乗り場へ。眠気と不安の中、6:20、淡路島上陸作戦が決行される・・・。結果、snufkin1969の部隊は壊滅状態。しかし、けりぃ隊長は突撃の命令を翻さない。衛生兵も来ないまま、部隊を立て直す為、けりぃ隊長に神戸淡路鳴門自動車道のPAでの小休止を奏上、認められる。 そこで、作戦会議。今回の香川遠征が初陣のけりぃ隊長の最重要攻撃ポイントが『がもう』『なかむら』『山越』であることを知らされる。私はそれに『田村』『宮武』を加える事を嘆願。無事、聞き入れられる。 てなことで、まずは『山越』に針路をとることとした我々は、ナビにげんちゃん調べのcoodinateを入力して再出発! これで〝戦闘の準備は ぬかりない 退がらない 『さぬきうどん全店制覇攻略本』を離さなぁ~い♪〟(←字、かなり余り) 四国上陸後、〝西へ向かうぞニンニキニキニキニン♪〟 で高松自動車道を爆走し、国道32号線へ。ここで、もう一度地図を見る。 「あれ、『田村』の方が近い?」 「じゃ、先に『田村』行っとく?」 で、あっりと作戦変更。国道32号線から日石三菱GSの角を北に曲がって一路『田村』へ。 しばらく走ると右手に『田村』発見。時間は10:30。店の前の駐車場は小さかったので左手の自動販売機前空き地に駐車。小雨が降り落ちる中、店内へダッシュ! 我々の前に先客が並んでいた。ちょうどうどんを湯がいている所。隣には湯がいて置いてある麺もあったのだが、おっちゃん(ご主人)から「今、湯がいてるからそれ貰い」とすばらしいお言葉を頂く。朝イチから湯がきたてのうどんをGET出来るなんてなんという幸せ! 眠気も吹っ飛ぶゼ、って感じで、冷やを頂き椅子のある方へ。 ふと見ると、けりぃさんは、まだ店の奥。実はけりぃさん、セルフは初めて。ちょっとシステムに戸惑っていたみたい。しかし、そこはうどんを見ると人格が変わる(?)私、「もう、待ちきれない」とばかりに、けりぃさんを待たず「ズズズーッ」。 「うまい、うますぎる。」 さすが『田村』。さすが湯がきたて・・・。1人でニヤけているところに、けりぃさん、どんぶり持ってやってくる。そして、「ちゅるちゅる~」。 「どぉ?」と、まるで自分が作ったかのように聞く私。 「おいし~い。」 「よかった。湯がきたてだからねぇ~。運が良かったねぇ~。」 と、独り言のように呟きながらズルズルと頂く私。あっという間に完食、のち、ちょっと反省。もっと味わりゃ良かった。 で、お味。 麺はしっかりコシがある。もちろん固いということは無い。ま、当たり前。太さは中位かな? ダシもいい感じ。冷やでも濃くないし。 しかも、御代は¥100。いやぁ~、久々に¥100でうどんを食ったゾ!的感動。と、思ったがココまでの交通費は軽く1万円を越えて・・・。いや、言うまい。 久々のさぬきうどんがあまりに嬉しかったので、お土産うどん(¥1,000)を購入して戦場を後にする。寝不足の胃にもうどんはひびかない。 「嗚呼、何ト素晴ラシキ饂飩ナリ。」 そんなことを思いながら、次は『山越』。早速車に乗り込んでGO! しかし、さっきから降り始めた雨が気になる。ということで、『山越』をナビに入力しながら〝晴れたらいいね♪〟を口ずさむsnufkin1969でした。(ベタなオチでごめんなさい・・・。)