今になってわかる○○の苦労
今日は巡視。 と,街角で挙動不審な青年発見。 あ,ありゃ,○年前の卒業生,Waruさんじゃないか!? とりあえず声をかけようと目が合うと。 「あ,Shineせんせいじゃんか!!」 向こうから嬉しそうによってきてくれた。 よるなぁ,この大悪人!とも思ったけど。 正直言って驚いた。まぁうれしい・・・うれしいなぁ・・・ 「よっ,せんせー。元気そうじゃん。あ,とりあえずおめでとー」 おやぁっっ!おまえ,いつあいさつなんてもの,覚えたんだ? 動揺を隠して,自然にあいさつする。 「新年おめでとう。久しぶりだね。覚えていてくれて嬉しいよ。」 「って,わすれっかよ,おれまだ,わけーもん。」 「ずいぶん大人になったようだけど,どう,まじめに働いていますか。暴走はもうしてないよね。まさか,頭なんかやってないだろ。」 「あー。いまはやめた。」 なんか,やけに淋しそう・・・ 「ってかよー。さいきんのわけーもんはよー。チームの決まりまもんないし,じかんにはおくれるしよー。せんぱいにむかって,ためぐちきくんでー。やってらんねーよ。よのなかしんねーの。ばかじゃん。」 「・・・いろいろ苦労してるんだ。大変だね。・・・人をまとめるのは。・・・がんばれ,Waru。後輩に世の中の仕組みを教えてあげるといいね。君ならできるよ。」 「おぅ,あったりめーよ!」 Waruさんは,ドンと胸をたたくまねをしてくれました。 人の苦労というものは,何年か経たないとわからないモンです・・・