ブタがいた教室
ブタがいた教室劇場でアニメ以外の作品を観たのは一体いつ以来でしょう?この作品は僕が親命令で子供たちを連れて観にいきました。簡単に内容を書きますと、新任の先生が受け持ちの小学6年生のクラスメイトに命ついて身をもって考えてほしいと思い、家畜としての豚を飼いみんなで世話をして、育ったところで食べましょうという作品です。しかし飼っていくうちに徐々に情が湧いてしまい、ブタはクラスのアイドルとなってしまいます。9月以降はブタを食べるのか?それとも生かすのか?で何度も学級会議を行います。しかし何度話し合っても結論は出ません。このブタを殺すのはかわいそう。でも豚肉は食べているし生かすには世話をしなくちゃいけない、でもみんな卒業だし。作品としては序盤から中盤まではテンポが速く、笑えるシーンも多くて小学生でも楽しく見ることができます。議論がメインの中盤以降ですが、ちょっと結論までが長かったかなと思います。うちの子供たちの様子を見ても、ちょっと伸びをしたりしてて飽き気味だったかなって感じです。全体としては議論のシーンを短くしてくれれば、小学生でも見やすくてとても考えさせられる良い作品だったと思います。帰りの車の中でもパパだったらどうする?なんて聞いてきましたしね。